あきらは鬼になる事を断念した。
明日夢(とオマケ)はようやく響鬼さんの弟子に・・・
立花姉妹が準備中の「たちばな」
響鬼さんの弟子取りを聞いた日菜佳が驚いている。
「明日夢君と京介君、一気に2人もですか?」
轟鬼は我が事のように感慨深げですが、香須実は
「でも大丈夫なの?2人も同時で」と心配している。
「まぁあの熱意に負けたって言うかさ。まぁあの2人が鬼に
向いているかどうかって言うのは、これからなんだけどね?」
確実に京ちゃんは向いてないけどね?
あきらの件は、まぁ悩んだ末に自分で出した答えだし、
それを応援してやろうよと言う響鬼さん。
「始めるヤツ、辞めるヤツ、まあ色々だな」
「とりあえず響鬼さんは、暫く弟子の教育に専念して下さい。
魔化魍の方は僕と威吹鬼さんで何とかするっスから。
教育って言うのはね、最初が肝心なんスよ」
と轟鬼は張り切ってますが、響鬼さんの言うように
今はオロチの事もあって「そうも言ってられない」状況。
おやっさんも吉野の会議に出席中だそうです。
走って登校する明日夢。
後ろからモッチーが自転車で追い付き
「どうしたの?もしかして走って登校?」
「ちょっと鍛えとこうと思って」
「どうしたの急に?」
「いや別に、なんもないよ?」
「そっかぁ。実は、私も始めた事あるんだ」
笑顔のモッチーが思わせぶりに言うので
「え、何?」
「ひみつ」
「なーんだよソレ」
「秘密ひみつ」
だから・・・見てるこっちが恥かしいんだって(笑)
高校の中庭で昼食を食べる明日夢とあきら。
モッチーは一緒じゃないんだ・・・浮気者め(笑)
あきらのおかげで響鬼さんの弟子になれたと礼を言う明日夢に
「2人の情熱が響鬼さんに伝わったからですよ。私は何もしてません」
とあきらは一瞬複雑な表情を見せたものの、笑顔で祝福。
明日夢は照れたように笑って
「まだなんも始まってないんだけどね?でもすんごいワクワクしてる」
そこに・・・「その気持ちは俺も同じさ」出ました京ちゃん(笑)
勝手に会話に入って来るなよ・・・ほのぼのしてたのにさぁ。
しかも、言うに事欠いてあきらを落ちこぼれって言いやがった!
健気に「私応援してます」って言ったあきらを鼻で笑うし!
お前さぁ・・・いっぺん死んでみる?
とあるラーメン屋
響鬼さんと威吹鬼がラーメンを食べながら話している。
「あきらの事で落ち込んでるかと思ったら、吹っ切れてんじゃねぇか」
「ええ、あきらが自分で自分の生き方を決めたんですから、
それ自体あきらが成長したって事だと思うんですよね」
清々しい表情の威吹鬼に「お前の事尊敬してるんだ」と響鬼さん。
「師匠として、弟子の為に一生懸命になったお前の姿を俺は尊敬してる。
あきらは良い人の背中を見て修行してたんだなって、そう思うよ」
「響鬼さんにそう言って貰えると、何か・・・嬉しいですね」
「ハハ、そうか?」
「よし、今日は僕が奢りますよ」
「・・・悪いねぇ?」
こんな関係も良いよね・・・尊敬し合える上下関係。
どっちが上かよくわかんないけど(笑)
山中で調査中の轟鬼と斬鬼さん。
「そうか、響鬼も遂に弟子を取ったか」
「そうなんスよー。なんやかんや言って、響鬼さん結構ヤル気に
なってるみたいで。明日夢と京介にも頑張って欲しい所っスよね」
「おう何だ?いきなり呼び捨てか?」
「だってあいつらは後輩になるんスから!上下関係って言うのは
今の内からきっちりとしておかなくちゃと思ってるんス!」
あ、轟鬼が浮かれてるのは後輩が出来るからか(笑)
自分より下って努クン以来いなかったんだね?(あきらは別格)
熱く語っていると、アタリのディスクアニマルが戻って来た。
魔化魍出現ポイントに到着した轟鬼と斬鬼さん。
あれ?ウブメって管の鬼が担当じゃなかったっけ?
轟鬼が変身すると、地中から何体ものウブメが現れた。
その数の多さに、太刀打ちできないと判断した斬鬼さんは
轟鬼を連れてその場からすぐに撤退。
「たちばな」の地下。
3人の鬼と斬鬼さんが、おやっさんの話を聞いている。
「魔化魍の異常発生?」
「ああ、それがオロチと言う現象だ」
オロチは魔化魍の名前じゃなく、現象の名前らしい。
「古代より伝わる、単なる伝説に過ぎないと思ってたんだが
こないだ君達が遭遇したあの森〈コダマの森〉って言うんだが
それが、オロチの前兆である事が吉野の古文書で明らかになった」
轟鬼の遭遇した大量のウブメの事を考えると、既に「オロチ」が
始まっている可能性は否定できないとおやっさん。
「そんなぁ!どうすれば良いんスか!」動揺する轟鬼。
「実際にオロチと言う現象が起こったと言う証拠は何もない。
もしかしたら、やはりただの伝説だったって事もあり得る」
そうは言っても、現実にウブメは異常発生してるしね・・・
「おやっさん。最悪のシナリオは、どう言う事ですか?」
響鬼さんの問いに、おやっさんは声を震わせながら
「・・・全ての物が破壊される。
全ての人間が、魔化魍に食い尽くされる」と答える。
表情を曇らせる鬼達・・・オロチに解決策はあるんでしょうか?
夕日の中、川原を走る明日夢。
誰に言われるでもなく鍛えてます。
そこに京ちゃんから携帯に電話。
「なぁ、響鬼さんから何か連絡あったか?」
「ないけど?今のところ」
「俺もだ」
「たちばな」で浮かない顔の響鬼さん。
団子を前にオロチの事を考えているのでしょうか?
そこに弟子2人が修行の催促にやって来た。
「早く修行を始めてください!」と京ちゃん。
「京介。男は焦るなって言っただろう?」
悠長な響鬼さんに「わからないんですけど」と明日夢も疑問の声。
「だから修行を!」と尚も詰め寄る京ちゃん。
響鬼さんはそんな2人に問いかける。
「2人が思う修行って、どう言う事?」
「それを決めるのが響鬼さんでしょ?」
「ん?俺が決めて良いのか?」
「はい」「はい」
「じゃあまず・・・団子食べよっか」
収穫のないまま帰る弟子2人。
「何だよあの態度。何考えてんだよ響鬼さん。
もしかして弟子にしてくれるって言ったのは嘘なんじゃないかな?」
プリプリ怒ってる京ちゃんに対して明日夢は落ち着いている。
「いやいやいや、響鬼さんは嘘つくような人じゃないって。
・・・もしかしたらさぁ、何か考えがあるんじゃないかな?」
「何だよ?どんな考えだよ?」
「それはわかんないけど」
京ちゃんは明日夢に八つ当たり。
「大体ノンキ過ぎるんだよ君は。本当に鬼になりたいのか?
だったらこうている時間が勿体ないと思うのが普通だろ?」
何も答えない明日夢に京ちゃんは大きなため息をついて、
「もう良いよ。俺は他の用事があるから、君は先帰ってろよ」
と言って去って行った。
明日夢は時間を無駄にしてないよ?運動オンチのくせに
修行を始めろなんて言ってるお前のがよっぽどノンキ。
弟子取りの事をおやっさんに報告する響鬼さん。
「そうかぁ、あの2人を弟子にねぇ?」
みかんが乗ったコタツで向かい合う2人(いいなコタツ)
「しかし大丈夫なのかなぁ?2人も。普通、鬼の修行ってのは
マンツーマンでやるものなんだが?」
「いづれはどちらか1人に絞りたいと思ってます。
鬼になりたいヤツが誰でもなれる訳じゃないですしね?
向き不向き、人それぞれ、色々ありますからね」
そんな会話を京ちゃんが窓の外で盗み聞き(怖い子だ)
まあ知ったところでどうにもならない内容だけど、
あ、明日夢への精神攻撃のネタにはなるのか・・・
山中の川原で轟鬼(斬鬼さんも)と威吹鬼が合同調査。
轟鬼はオロチが本当に始まったら大変だと言いながらも
「とにかく俺達だけで魔化魍の奴等を倒して!倒して!
倒しまくりましょうよ!威吹鬼さん聞いてますか?響鬼さんは
明日夢と京介の事で忙しいっスからね。何とかして、俺達の力で」
エライ熱血な轟鬼に威吹鬼は後ずさりしながら苦笑い(笑)
「随分肩入れしてますね、轟鬼さん」
威吹鬼は斬鬼さんに話を振る。
「ああ、こいつ後輩ができるのが嬉しくてしょうがないらしいんだ」
さすが師匠、轟鬼の浮かれてる原因をあっさりを見抜いてます(笑)
図星のくせに否定する轟鬼。
そんな和みムードの3人をS童子とS姫が急襲。
「お前らとのお遊びもいい加減飽きたよ」
「死ね、鬼ども」
あれ?和服男女の「鬼を集めろ」は休戦協定だと思ってたけど
襲って来るんだね?何か行動が矛盾してない?気のせい?
すぐに変身して戦う威吹鬼と轟鬼。
ああっ!斬鬼さんは大人しくしといて下さいよ!
そんな中、S童子が突然停止。電池切れ?
気付いたS姫がヒョイと担いで撤退して行った。
轟鬼と威吹鬼は後を追いかけるが・・・
和服男女の元にS童子を運んだS姫。
男は「すまなかったな。エサの時間を忘れていたよ」
と言ってS童子の口にエサを与える。
途端にS童子は目覚めて起き上がる・・・エネルギー切れ?
庭に立つS姫を見つけたS童子。
「どうした?何を考えてる?」
「いいや、何でもない。ただ・・・私達は一体何なんだ?
何の為に生きているのか・・・そう思っただけだ」
S姫に自我が芽生え始めた?
これも和服男女の想定内の成長なんでしょうか?
敵だけど、可哀想な結末になりそうな気がして来た。
ランニング中の響鬼さんの背後からタクシーのクラクション。
その車窓から身を乗り出して手を振る京ちゃん。
「どうして自分だけ鍛えてるんですか?早く僕にも教えてください」
だったらタクシーなんか乗ってないで自分で走れ。
そこに「僕も同じ気持ちです」と明日夢は走りながら合流。
響鬼さんは根負けして、修行が始まっている事を2人に明かす。
「連絡がない。焦る。不安になる。まぁそういう気持ちを抱えながらも
平穏でいられる気持ちが大切なんだけど・・・ちょっとわかり辛かったかな?
よし!じゃあ本格的に修行を始めるぞ?明日夢、京介」
「はい!」
よっしゃー!京ちゃん脱落へ一歩前進!(笑)
神田治療院の診察室。
「あまり良い状態とは言えないな。前にも言ったが、
もう二度と鬼にはならない事だ。寿命を縮めたくなかったらね」
斬鬼さんに告げられる医者の見解は変わらない。
だから変身しちゃダメですよ!? わかってますよねっ!?
響鬼さんによる修行が始まった。
まずはプール。2人の基礎体力を見たいと言う事で
「50mを1分サークルで30本。2分サークル100mを15本。泳ごうか?」
固まる2人・・・しかし「ハイ」と明日夢は返事を返す。
京ちゃんの「ハイ」は声が小さくて頼りないぞー?(笑)
響鬼さんの笛の合図で2人は慌ててスタート台に上がる。
そして次の笛で明日夢はスタート。しかし京ちゃんは・・・
「どうした京介?」と響鬼さんはもう一度笛を吹く。
京ちゃんは鼻をつまんでドボン!
そして必死でプールサイドにしがみつく。
「お前もしかして・・・」そうですカナヅチなんです。
「違います!ちょっと足が攣っただけです!」
アハハ言い訳すんなってー!いやー今日は楽しいねぇ(笑)
その頃「たちばな」で話す轟鬼と日菜佳。
「じゃあ日菜佳さんも聞いたんですか、オロチの事」
「はい・・・何かちょっと怖くて」カワイイなぁ日菜佳。
轟鬼は怯える日菜佳を安心させようと
「大丈夫っスよ!何とかなるっスよ!」
うわー何の根拠もないから全然安心できねぇ(笑)
「そうだ!あの・・・オロチの事が片付いたら・・・」
おお!?机に「の」の字書いて照れながら何を言うの!?
日菜佳も期待の眼差しで待ってますよ!
「一緒に・・・お、お、温泉でも如何っスか?」
言ったー!(笑)「温泉」良いじゃないっスかぁ!
日菜佳は「エエ!?」とビックリして
「あのそれってあの、お泊りって事ですかぁ?」ですかぁ?
しかし「え!? ま、まさか!日帰りですよ日帰り!」
えー!日帰りかよー!って事で日菜佳のテンションも下がる。
「アハハ!なーんだ!ちょっとガッカリ」
でもまぁそこが轟鬼の轟鬼たる所以ですからね(笑)
婚前旅行はお泊りナシか・・・健全だねぇ?
「良いですよ温泉。私も大好きですから」
今度は逆に日菜佳が気を使って快諾してあげてます。
「やったー!俺頑張るっス!行って来ます!」
嬉しそうに出動して行く轟鬼を日菜佳が見送るが・・・
プールから公園に移り、今度は鉄棒で懸垂。
明日夢は何とか回数を重ねているが、京ちゃんはプラーンと
ぶら下がったまま、一度も体を引き上げられずに落下。
「どうした京介」
「すいません。手が攣りました」
続いて境内の長い階段を、駆け上がり、うさぎ跳びで上がり、
お互いを背負って上がり、と何度も何度も往復。
明日夢は何とかその修行について行くが、京ちゃんは限界。
とうとう倒れ込んだ京ちゃんを響鬼さんが見下ろす。
「どうした?今度はどこが攣った?」・・・うわ怖い(笑)
「響鬼さん、こんな事をして何になるんです?
鬼の修行ってもっと神秘的なものなんじゃないんですか?」
はぁ?そんなの幻想だよ。鍛える=筋肉だよ(違うよ)
轟鬼を見ろ?知力より体力なんだよ(それも何か違う)
「神秘的ねぇ?石段を1段1段上る。それが鬼の修行ってもんだ」
そうだそうだー!明日夢はちゃんとわかってるよねぇ?
次の修行に移ろうかと言う時、突然大きな地響きが・・・
響鬼さんは2人を帰して現場に向かう。
響鬼さんの駆けつけた現場にはオオアリ。
変身して向かって行くと、それを邪魔するかのように
何匹ものバケネコが襲い掛かって来た。・・・バケネコ?
アームドセイバーで装甲してバケネコをぶった切り、
2匹のオオアリも鬼神覚声で一気に爆破。
その頃、威吹鬼と轟鬼はウブメとオトロシを発見。
そこに大量のカッパやオオナマズの胃袋も現れる。
「やはりオロチか!」
「とにかく倒すしかないっス!」
2人がカッパとオオナマズの胃袋を1体づつ倒す。
威吹鬼はウブメに音撃を加えて爆破。
轟鬼も斬鬼さんを襲っていたカッパに烈雷を突き刺して音撃。
しかしその時、轟鬼の背後からオトロシが近付いていた。
カッパ諸共オトロシの足に何度も何度も踏みつけられる轟鬼。
威吹鬼の音撃でオトロシは倒したが・・・
地面にめり込んだ轟鬼を掘り起こす斬鬼さんと威吹鬼。
しかし轟鬼は変身解除した状態でピクリとも動かない。
「轟鬼!しっかりしろ!おい!轟鬼ー!」
斬鬼さんの悲痛な叫びで・・・終了。
予告で轟鬼が病院のベットにいたので死んではいない。
けど・・・鬼として再起不能なのかも?
で、斬鬼さんが弟子の代わりに変身するのか?しちゃうのか?
ダメだよ!寿命が縮んじゃうって言ってるでしょ!
子弟揃って再起不能なんて洒落になんないよー!?
それにしても「オロチ」現象はスゴイね?
夏の魔化魍が冬なのにウジャウジャ出て来るんだもん。
オオナマズの本体はどうした?とか、
夏のは音撃棒じゃないと倒せないんじゃなかった?とか・・・
オロチ現象だからきっと特別なんだよね?(笑)
京ちゃんは今回いい気味。
未だに鬼のこと何も知らないよね、京ちゃんって。
鬼に変身したら運動オンチでも強くなれると思ってた?
早々に脱落してしまえば良いんだ「落ちこぼれ」め!
あきらを侮辱した罪は重いぞ?(笑)
モッチーの「始めた事」ってのも気になる。何だろう?
「たちばな」のバイトだったりして(笑)
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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