• 2005.09.17 Saturday

ウルトラマンマックス(12)

第12話「超音速の追撃」

今日の話は「ハードロックで隊長壊れる」の巻(笑)
何だか今日の隊長はお笑い要員だった・・・

コバが太平洋上空2万メートルをダッシュバードベータで飛行中。
マッハ5で各機能のチェックをして司令室に報告。
司令室ではカイトたちがコバをモニターで見守っている。
ミズキがヘッドホンで音楽を鑑賞中なのを見たショーンが
突然ヘッドホンを外してミズキを驚かす。
「ちょっと!やめてよ返して!」とミズキ。
でも仕事中にそんな事してたのはどうかと思うよ?
ショーンはそれを自分の耳にあて・・・「Oh!Good Song!良いじゃない」
それを聞いて「でしょ?」と自分の事の様に喜ぶミズキ。
「バッド・スキャナーズ」と言うバンドで、最近メジャーデビューした
ばかりなんだそうで・・・ミズキは彼らのファンみたいですね。

「ショーン、コバ隊員が呼んでいます」
エリーさんが呼びかける声に反応しないショーン。
カイトはヘッドホンを外して教えてやると、モニターのコバが
「遊んでる場合じゃないぜ、ショーン」
でも悪いのは仕事場にこんなものを持ち込んだミズキです(笑)
気を取り直して「パワーブースターの準備は?」とショーン。
どうやらバードベータはマッハ5以上のスピードが出るらしい。
「これでダッシュバードに追いつけるものは何も無いね」
「マックスより速いかも」ショーンとミズキの言葉にカイトは「・・・」
マックスって最高でマッハどれくらいなんだろう?
カイトは音楽ディスク(?)をココにセットしてみんなが聞けるようにする。
大音量の音楽が司令室に響く中、コバはパワーブースターを点火して
テストを開始。徐々にスピードUPして、段々コバの顔も変に(笑)
ついにマッハ8.5になってカイト達も「凄い!」と喜ぶ。

ショーンとミズキが音楽にノリまくっていると、隊長が入室。
「何だこれは!」大騒音に顔をしかめる隊長に、ミズキは
「パワーブースターの実験です」・・・いや、そっちじゃない(笑)
「そうじゃなくてこの騒音だよ!」と隊長。ですよね?
「音楽ですけど」カイトが当然のように答えると
「音楽?こういうのが音楽だと思ってんのか?」
隊長がココをバシーンと叩いて音楽をストップさせて説教。
「そもそも音楽と言うのはだなぁ、ハーモニーにビートがあいまって、
聴く人の心に直接作用するのが音楽なんだよ。そんなものは音楽じゃない!」
隊長・・・熱く音楽を語るのは良いですけどね?そんな事より、仕事場で
大音量で聞いてたって点を怒って頂きたいのですよ。わかります?

そんな中、エリーさんがバードベータに接近する飛行物体を確認。
現在マッハ9.5のベータに接近すると言う事は、それより速いって事です。
「コバ隊員、飛行物体を目視できますか?」
エリーさんの問いかけにコバはベータの中でキョロキョロ。
右後方に変な物体を発見して「何だ?」しかも更に近付いて来た。
「本機に急速に接近中のUFOを目視。これよりテストを中止し、
回避行動に入る!」と報告しますが・・・
モニターに点滅するベータと飛行物体を示す点が接触。
「・・・コバ隊員」
エリーさんが!エリーさんがコバを心配してるよ!やったね!(何が)
その頃コバは必死で回避しますが「うわああああ」と墜落。
スピードが出てただけに心配ですねぇ・・・大丈夫だと思うけど。
「コバ隊員、応答してください」
エリーさんが!エリーさんがコバを心配!(しつこいよ)
しかしその呼びかけに答える声はなく、モニターには砂嵐が・・・

バード1でカイトとミズキがコバの捜索。
通信が途切れた海上を探します。
「無事だといいけど」沈んだ声のミズキに
「コバさんなら大丈夫だよ」とカイトが返す。
その直後、海上に浮かぶ救命ボートを発見。
その上でコバが力なく手を振っていた。
弱ったコバもなかなか(笑)

ベース内の病室にコバを見舞うDASHの面々・・・エリーさんも!
「よかったわ大した事なくって」
怪我するのが十八番のミズキに言われたコバ。屈辱だな(笑)
「あんな事でくたばるわけないよ」
コバはバカ言っちゃイカンよってな感じで答えます。
「コバって、ホントにタフガイだからね」とショーン。
しかしカイトに「でも、ボートの上では死にそうな顔してましたよ」
と言われてコバ焦る(笑)「あれは!ボートに酔っただけだ」
開き直って言うとみんなに笑われ・・・カイトめ余計な事を(笑)
隊長に「何があったんだ?」と問われ、コバは記憶を呼び戻す。
「あれは・・・巨大なジェット機のような形をしていた」・・・そうかぁ?

その後カイトはダッシュベータのブラックボックスを解析。
その部屋にショーンがコーヒー(?)を差し入れ。
「神経使うね、ブラックボックスの解析って」
「でしょ?」
元々こういう仕事はショーンの仕事だったりするのかな?
「ショーン、コレ何の音かな?」
カイトがそう言って出した音は、コバの「うわあああああ」ではなく
その背後に聞こえる音。どうやらギターの音のようですが・・・

街頭の巨大モニターに映し出されるロックバンド。
「続いてのリクエストは、メジャーデビューが決定したBAD SCANNERS。
デビューシングル『NOT SO BAD』!」と女性DJが紹介。
道行く人々も「これバッド・スキャナーズじゃん」と足を止める。
メジャーデビュー・・・にしては平均年齢がかなり高そうですけど(笑)
音楽にあわせて踊りだす人もいる中、上空にあの飛行物体が飛来。
道にいた人々を凄まじい風速でなぎ倒し、そのまま行ってしまう・・・
かと思ったら戻ってきて着地。降り立ったのは超音速怪獣ヘイレン
ヴァン・ヘイレンの「ヘイレン」らしいよ?(笑)

走って避難する人達。
ヘイレンはパチパチパンチのような変な動きの後「うるさーい!」
とばかりに巨大モニターをピンポイントで破壊。満足げだ(笑)

ベースからはカイトとミズキがバード1で出動。
街を破壊して飛び立ったヘイレンを追跡する。
その姿を見たミズキが「凶悪な顔してるわ」・・・え?今までのは?
速度を上げるヘイレンを追いかけるバード1。
「こいつだ、バードベータを襲ったのは!」
コバも司令室のモニターでその姿を確認。・・・もう退院したの?
しかしバード1はどんどんヘイレンに離されてしまう。
「もっとトばしてよ」ミズキがカイトにぼやきますが
「最高速度なんだよ」それくらい分かれよ。
「じれったい」そんな事言ったってマッハ5以上は出ないもん。
「やつ当たりするなよ」おお!カイトよく言った(笑)
「冷静なのね」何かミズキがブーブー言ってるよ・・・
でもね?バード1の最高速度はマッハ5なんだよ。
ダッシュベータはマッハ9.5でも追いつかれてたでしょ?
つまり最初からバード1で追いかけるのはムリだったんだよ、うん。

司令室ではヨシナガ教授がヘイレンについて分析。
「先日、太平洋上空でベータを襲ったのと、街を破壊した怪獣は同一の
ものと思われます。分析の結果、音速の10倍、つまりマッハ10以上で
飛行する能力を有しています」・・・ふーん。
「マッハ10とは驚くべきスピードだな」とトミオカ長官。
でもベータだってマッハ9.5まで出したんだけどね?
まぁDASHが所持するどの機体でも追いつけないのは確かです。
「どうしたらいいんだ」と悩むコバ達の元にカイトが
「こっちから呼べばいいんです」と言いながらココを抱えて戻って来た。
おや?ショーンはそれを見て頷いてるので何か知ってるな?
「あの怪獣、何で降りてきて街を破壊したんだと思います?」
カイトの問いに「なんか頭に来る事でもあったんじゃない?」
コバの投げやりな答えに、ミズキは「そんなぁ」と笑いますが、
「コバ隊員、正解!」ショーンはそう言ってカイトの隣に立つ。
そしてカイトとショーンが説明を始める。
「実はこの怪獣、ヒジカタ隊長と似てるんです」
「俺と?」
「怪獣が来た時、街ではこれがかかっていました」
カイトはそう言ってココで音楽再生。その為のココかよ!
流れ出したのは当然、バッド・スキャナーズの『NOT SO BAD』
「怪獣もロックが嫌い?」
「んなバカな」
「ベータのブラックボックスには怪獣の鳴声が録音されていました。
俺とショーンはこの音がパワーブースターを使っている時の
エンジンサウンドに似ていると感じました」
カイトの説明を頷きながら真剣に聞くコバとミズキ。
ショーンはモニターを使ってエンジン音とバッド・スキャナーズの
ギター音をサウンドパターンで比較。すると殆ど同じ。
「ヤツはこの音を敵だと思って攻撃して来るんです」
カイトの説明に長官は
「この音を流してやれば、敵は向こうからやって来るってわけか・・・
彼も優秀な部下に育ったな。ん?隊長」と満足そう。
隊長は「恐縮です」と頭を下げ「待ちぶせかぁ」と思案する。
攻撃に適した広い場所で待ち伏せて、降りてきた所で一斉攻撃という作戦を
立て、エリーさんが場所のピックアップをし始める。
しかしミズキがある事を思い出す。
そして棚に置いてあったチケットを手に「代茂木野外ステージ!」と叫ぶ。
ミズキの声に「あそこはそんなに広かったか?」と隊長が訝る。
しかしミズキはそうじゃないと首を振り、チケットをかざす。
「始まるんです。あと30分でバッドスキャナーズのデビューコンサートが!」
・・・1枚だけ?怪獣が出てなかったら1人で行く気だったのか?
しかもS席3列15番って随分前の方ですね(笑)

あと30分で開場とあって代茂木野外ステージの前にはファンがズラリ。
その横にダッシュアルファが滑り込んで来る。
やって来たのは隊長、カイト、ミズキの3人。
入り口で警備員にDASHの身分証を提示する隊長でしたが、
「チケット拝見します」・・・はぁ?
「緊急事態なんだ!」隊長が訴えても警備員は
「後ろへお並び下さい」だから客じゃないんだって!
っつーかDASHの名前って弱ぇなオイ(笑)
引き下がろうとする隊長とミズキ・・・ダメダメだな(笑)
しかし今日はカイトがビシっと決めます。
「UDF法102条により、入場させて下さい」
「どうぞ」
えー!?それであっさり入れてくれんの?何だそりゃ!
あっそうか!DASHはダメだけどUDFならOKって事か(笑)
にしても、効力を発揮した「UDF法」が気になる・・・

ステージではバンドメンバーが最後の調整にデビュー曲を演奏している。
そこに隊長、カイト、ミズキが乱入して演奏を中断させる。
「おっさん邪魔だよ!」とボーカルに言われた隊長。
「おっさん!?そっちこそおっさんじゃないか!」まぁ確かに(笑)
でもケンカしてる場合じゃありません。危険なので避難するように
言いますが「これからステージなんだよ!」と言う事聞きません。
何が危険なのか説明してないし、仕方ない反応だと思いますが・・・
そこに・・・ヘイレンの鳴声が遠くから聞こえてくる。
「隊長!」ヘイレンが見る間に迫ってきます。
「あ・・・来た」何だか今日の隊長はボケボケですね?
どうやらヘイレンはリハ演奏を聞いて飛んで来ちゃったようです。
「何だありゃ?」バンドのメンバー達もその姿を見る。
「あんたのギターがアイツを呼んだんだ」と隊長はボーカルに言う。
「俺のファン?あれが?」・・・イヤイヤイヤ逆です。嫌いなんです(笑)

飛来したヘイレンは会場近くにドスンと着陸。
並んでいたファン達は散り散りに逃げていきます。
ああ今日のコンサートは払い戻しだな・・・
ヘイレンはパチパチパンチを繰り出して気合充分(笑)
ボーカルはヘイレンを見上げて「怪獣のファンなんかいらんわ」
隊長は通信で「ダッシュバード攻撃開始」と指令を出す。
残っているのはコバとショーン。
ダッシューマザーがカパッと開き、バード1.2が飛び出る。
1にショーン、2にコバが搭乗してヘイレンに攻撃。
「この間のお返しだ!」しかしコバの放ったレーザーはかわされる。
ショーンの「Eat this!」も「That's it?」もかわされてしまう。
飛行時だけでなく、地上でも高速移動できるヘイレン。
コバは再度アタックしますが、逆に攻撃されて操縦不能。
落ちて行くバード2を見たカイトは隊長達に見つからないよう、
こっそりステージから降り、人目につかない場所で変身!

コバのバード2の落下を止めてゆっくりと降ろした後、
ヘイレンに向かって、右腕で胸をドーン、そしてクイックイッって・・・
うーわ不敵っ!マトリックスでモーフィアスとかネオがやってたけど
元々は何だろう?ブルース・リーとかのカンフー映画かな?
でもマックスのは手首のキレが悪いから「かかって来な」じゃなくって
「カモ〜ン」って感じだったけどね(変なこだわり?)
そこから戦闘開始。
接近戦ではマックスが優勢でしたが、途中からヘイレンが怒りのパワーアップ。
ヘイレンの吐く炎でステージが危険に晒されそうになり、
マックスは上空に飛び立つ。ヘイレンもその後を追って上空へ。
「ウルトラマンマックスが逃げた」ボーカルの言葉にミズキは
「違うわ。地上の被害を避けるためよ」

マックスとヘイレンは上空で戦闘中。
ヘイレンが超音速で移動してマックスを翻弄。
「動きが速すぎてマックスも捉えることが出来ません」
司令室のエリーさんがマックスの状況を説明してくれました。
地上のステージではそれを見守る事しかできない人達・・・
しかし隊長が「そうだ」とバンドに振り向き「君達!演奏してくれ!」
メンバー達は『はぁ?』とポカーン。
「デカイ音でガンガンやってくれ!」
隊長の意図がわかったのか、単に聞きたいだけなのか
「そうよ!やって!NOT SO BAD!」とミズキもお願い。
バンドメンバー達はワケワカランので躊躇。
さっきは止めろって言ってたくせに今度はガンガンやれって?
でも隊長に「君達の音楽が地球を救うんだ」と言われ・・・

バッド・スキャナーズの演奏が始まった。
上空で苦戦するマックスの為に隊長は「もっとでかく!」
するとヘイレンはマックスへの攻撃を止め、目標をステージに変更?
「こっち見てる」と怯んで演奏を止めたメンバー達に
「止めるな!もっとハードに!ハードに!」
隊長が必死で指示を出す。何かキャラが違うんだよなぁ、今日の隊長。
そう言われてメンバーは演奏を再開。
ヘイレンがステージに気を取られている間にマックスは光を集めていた。
「今だ!マックス!」バード2から脱出したコバが地上から叫ぶ。
そしてマクシウムカノン!ヘイレンは上空で爆散。
「やったー!」ミズキがステージで飛び上がって喜ぶと
バッド・スキャナーズも「やったぞ!」ショーンも「Gotcha!」
コバもエリーさんもガッツポーズ!
隊長もボーカルと握手して・・・ミズキはマネージャーとハグ(笑)

エリーさんはガッツポーズでムダにエネルギーを消耗したのか
「お腹すいた」
そしてCOSMETIC BOOTHなる部屋でココと共に充電。
「失われた歌謡曲」なる本を読みながらチャージ完了で満腹(笑)
今回の一件で、人間を知るには音楽を知ることも必要だって事に
気付いたのでしょうか?でも何ゆえ「失われた歌謡曲」?
もしかして誰か・・・隊長とかの私物か?

その後、ベースの廊下をDASH隊員が揃って歩いている。
バッド・スキャナーズ良いよね〜と盛り上がっていましたが
司令室の前で「この話はここまで」と隊長の機嫌を損ねないように
気を使って中に入ると・・・大音量のハードロック。
バッド・スキャナーズの曲で一心不乱に踊る隊長の姿に一同唖然・・・
みんなに気付いた隊長は恥かしがるどころか
「悪くないよねっ!こういうのも」
と変なポーズで爽やかに言うもんだからカイト達は大爆笑。
で、本日終了。
DASHの仕事場がこんなんで良いのだろうか・・・
そんなだから警備員に顔パスで入れてもらえないんだよ(笑)

ブラックボックスの解析とか、カイトが成長したってのはわかったけど、
その代わりにミズキと隊長が退化してなかった?気のせい?
あと、今までカイトってずっとミズキとセットだったけど、
今回ショーンと一緒に音の解析してて、何だか新鮮だったな(笑)
やっぱり時々はミズキ以外の隊員と絡んでもらわなきゃね・・・
次はコバかエリーさんでお願いします。両方でも良いよ(笑)
エリーさんと言えば初公開の充電部屋が良かった。
コスメティック・ブースって名称が微妙に引っかかるけど・・・
だってコスメって何だか化粧品のイメージですよね?
「キレイを怠るのは犯罪です!」ビシッ!ってやつ(笑)
美容院っぽいっちゃぽいけど・・・チャージ・ブースじゃダメなの?

今回登場したバンド名は架空のものらしいけど、あのメンバーは
そのまま「アクション」ってハードロックバンドなんだそうで・・・
あの年齢だったら絶対もう大御所だよな・・・
オギは知らないけど有名な人達だったりするのかも知れない。

来週はマックスが殺されるって予言が云々?
死ぬわけないってわかってるから何を楽しみにすれば良いのか・・・

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長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない

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