第6話「爆撃、5秒前!」
前回のあらすじ:
太平洋上に突如として出現した謎の島(サブジェクト・ファントム)
調査に向かったカイト達は、そこで島の秘密を握る怪獣ピグモンと出会う。
しかしピグモンを捕獲した人間たちのせいで島の封印が解かれ、
凶悪な怪獣(レッドキング)が目を覚ました。
カイトはウルトラマンマックスに変身して立ち向かうが、
その前に新たな怪獣(パラグラー)が出現した。
さて、レッドキングを倒したと思ったら、
今度はハリネズミみたいなパラグラーが登場。
コバは「またか。一体何匹いやがるんだ」
・・・ホント、もう怪獣でお腹一杯です(笑)
マックスに襲い掛かろうとするパラグラー。
しかしピグモンに宥められ、サラマドンのように大人しくなります。
どうやら島で悪い怪獣はレッドキングだけらしい。
ミズキも4枚の石版の前で「あの怪獣もあの子を守ってるんだわ」
とピグモンのアイドル性に気付く(違う)
ダッシュマザーの中で見ていた隊長も
怪獣が大人しい内にカイトとミズキを救出したいと考えたのか
ショーンに先週やられたバード2の修理を急がせます。
「あと少しネ」とトンカチを振り上げるショーンに不安を感じますが・・・
ピコンピコン鳴りっぱなしのマックスは、
ひとまず大丈夫と判断したのか空に飛び去ります。
しかし、いつもなら爆散して跡形も残らない怪獣ですが、
地中に埋まったままのレッドキングの尻尾が・・・
マックスはちゃんと死亡確認をしてから去るべきだ(笑)
その頃ベースではエリーさんが長官と博士に挟まれたまま
島が日本に激突した場合の被害範囲を予測しています。
「房総半島を中心に、200km圏内はほぼ壊滅状態です」
・・・うわー首都壊滅だね。
「更に日常生活に影響を及ぼす範囲は、
北は東北南部、西は中国地方の一部にまで及ぶものと思われます」
あー関西は大丈夫そうだな。良かった良かった(良くないから)
長官はあまりの被害範囲の大きさに、
「今からでは避難は間に合わん。パリ本部に回線を繋いでくれ」
UDF本部に判断を仰ぐつもりなのか、それとも何か決断したのか・・・
バード1に辿り着いたミズキはコックピットに進藤を発見。
何やら基盤を取り出して弄っている進藤に、
「あなたがやったのね?」・・・確かに壊しているようにしか見えない。
「いや、コレは俺じゃなくて相棒がやったんだ」と弁解する進藤。
確かにやったのは新見だけど、黙って見てたアンタも同罪ですよ?
しかも、修理が出来たら1人で逃げてたっぽいし・・・
ミズキは「カイト隊員はどこ?」と進藤の胸ぐら掴む。
「あんたを助けに行くって」と聞いたミズキは・・・
その頃カイトはマックスの変身を解いて海岸をヨロヨロと歩いていた。
変身で憔悴したのか、それともどこかを痛めた?
力尽きて倒れこんだカイトの目にピグモンの姿がぼんやりと・・・
しかしそのまま気を失ってしまう。
ピグモンの言いつけを守って大人しくしているパラグラーの背後で
レッドキングの尻尾が地中に消えた・・・やっぱり生きてた。
マザーはバード1着陸地点からミズキが撃った信号弾を確認。
ミズキは進藤にピグモンを連れ去ろうとした理由を問い質す。
考古学者にとって貴重な研究資料だと答えた進藤に
その傲慢さが怪獣たちを怒らせたのだと怒鳴ります。
でももうやっちゃったから仕方ない。
後で法の裁きを受けていただきましょう。
・・・UDFなんて国際的に大組織作るくらいなんだから、
進藤みたいに迷惑な人間を罰する国際的な法律とか・・・無いのかな?
まぁ新見なんかはサラマドンに死の制裁を受けましたけど。
そうこうしてると、地面が再び大きく揺れる。
ミズキの足にすがりつく進藤・・・エロおやじめ(笑)
地中から復活したレッドキング。
パラグラーも立ち上がって臨戦態勢です。
それをマザーから見ていた隊長に、長官からの通信が入る。
「UDFパリ本部からの決定を伝える」・・・今ユーデーエフって言った?
その決定とは、サブジェクト・ファントムを爆撃する事。
島が危険エリアに到達するまで2時間も無いので
最終兵器コスモ・ディーバを使用して爆撃するそうです。
コバの説明的台詞によると、
「あの燃料気化爆弾を?島なんか一瞬で吹っ飛んじまう」
なんて恐ろしいもの持ってんだUDF!
速やかに帰還するように言う長官に、
コバはカイトとミズキを見殺しにする気なのかと反発。
しかし長官は「日本国民の生命を守る為だ。耐えてくれ」と答える。
その命令に苦悩する隊長・・・
そこにショーンがバード2の修理を終えて戻って来た。
いつでも出撃できるという言葉に、隊長は決断。
命令に背き、コバとショーンを2人の救出に向かわせるのだった。
命令違反をした隊長に通信を切られた長官。
「ヒジカタの奴」と怒る長官に
「望んでいた事なんじゃありませんか?長官」とヨシナガ教授。
長官は教授とエリーさんに背を向けて、
「頼んだぞ」とこぶしを握ります。・・・なんだそりゃ?
それを見たエリーさんは、この無謀な作戦の成功率を算出。
3%・・・うわーごっつ低いっスね(笑)
その数字にエリーさんはココと一緒に首を横に振り
「わからない。こんな可能性の低い作戦に・・・なぜ」
それは人間が奇跡とか信じちゃう愚かな生き物だからさ(オイ)
ピグモンに助けられたカイト。
洞窟に運ばれて介抱されてる・・・ピグモンどうやって運んだの?
だってあのぶらんぶらんの手じゃ・・・
目が覚めて「ありがとうピグモン」と言うカイトに
ピグモンはキャピーと指に巻かれた友好の印を振って答えます。
「そうか友達だもんな、俺たち」
しかしレッドキングの鳴声に、カイトは癒え切らない体を起こし
「ミズキ隊員たちが危ない!」と出て行こうとする。
そんなカイトの肩に手を置いて制止するピグモン。
「行かせてくれ!わかってる。でも俺が戦うしかないんだ」
とカイトはピグモンのふにゃふにゃな指を握って会話・・・ん?
「行ったら死んじゃうよって・・・お前、今そう言ったよな?」
カイトも冷静になって考えるとおかしい事に気付いたようです。
どうやらピグモンに触れると声が聞こえるみたいですね。
バード1の前で救助を待つミズキと進藤。
進藤はピグモンについて解説(自説)を披露。
「ピグモンはただの怪獣じゃない。
超古代文明は宇宙人の知恵を借りて作られたと言われている。
ピグモンはきっと宇宙人が人類とコンタクトを取る為に送り込んだ
生体コンピューターなんだ」
そしてカイトもまた、ピグモンに触れる事で過去を知る。
「そうか、お前がここの人たちに文明を教えたんだな?」
レッドキングとパラグラーが戦う中、
着々と燃料気化爆弾コスモ・ディーバの発射準備が進む。
この擬似山の発射台はどこかな?やっぱり日本?
バード1の元に降り立ったコバとショーンは
爆撃まで30分しかないとミズキに説明しますが
カイト隊員を探しに行くと言って聞かない。
「無茶だミズキ!」と止めるコバに
「あなた達だって無茶を承知で来てくれたんじゃないの」
とメッチャ笑顔で言われては何も言えない。
結局ミズキはショーンにバード1の修理を頼んで行ってしまいます。
でもね?足に怪我してるあなたが行くよりも、
絶対コバに行ってもらった方が良いんじゃないかと思うのね?
その間も大暴れの暴れん坊レッドキング。
しかしカイトはまだ洞窟でピグモンと対話しております。
「ヤツが文明を破壊したのか」そしてカイトは古代の記憶を垣間見る。
・・・島の上空に飛来したUFOの放つ光により、レッドキングは
地中深く封印された。そして一匹のピグモンがもう一匹に見送られながら
神殿の前で石像となりその封印は完成した。
その見送った方のピグモンこそがカイトと友達になったピグモンなのです。
「お前たちが人間を救ってくれたんだな」とカイト。
そこに「カイト隊員〜」とミズキの声がしたので、場所を知らせる為、
カイトは信号弾を空に向けて撃つ。
その信号弾を見たコバは「カイトのヤツ生きてやがる!」と大喜び。
ショーンもそれを聞いて、糸鋸持って大喜び・・・糸鋸?
そしてミズキは急いで信号弾の場所に向かいます。
コスモ・ディーバ発射まであと18分。
ショーンはバード1の修理を終え、
コバとショーン、そして進藤はバード2で島を離脱・・・
そしてカイトはピグモンと共にミズキと海岸で合流。
カイトは頭を押さえてましたが・・・やっぱ怪我した?
それとも寝かされてた所が硬かったとか(笑)
さてレッドキングとパラグラーの戦いも佳境。
相撲&プロレス技が炸裂・・・スゴイなぁ。
カイトは頭に包帯を巻かれながら、
島だけじゃなく、岩石を吐く怪獣(レッドキング)も、
ミサイル攻撃をすると大爆発するので、本土に上陸されたら
手の打ちようがない。だから島ごと爆撃するしかない。
という話をミズキから聞きます。
カイトはピグモンに一緒に避難しようと誘いますが、
ピグモンはやる事があると言ってカイト達の前から去って行く。
・・・あのスピードなら追える(笑)
結局パラグラーはレッドキングの吐く岩によって倒されてしまった。
ぐわっはっはと悪代官のような笑いのレッドキング。
なんかもう・・・笑いすぎて腹イテェぜってな感じです。
ホントに表情と言うか体現が豊かな怪獣だなぁ・・・
発射まであと9分。
長官の「限界だ・・・ヒジカタ、コバ、ショーン。退避だ」
と言う命令に、隊長は「総員退避」と苦渋の決断。
「あとは信じよう。カイトとミズキの生きる力を」だってさ。
あの2人は悪運強いから大丈夫ですよ(笑)
マザーとバード2が島から離れて行く中、
カイトとミズキはピグモンを追っていた。
「あいつ、囮になるつもりだ!」カイトの読み通り、
ピグモンはレッドキングに、ここにいるぞと言うようにアピール。
元々レッドキングはピグモンを狙っていた訳ですから
邪魔する怪獣がいなくなった今、容赦なく岩石を吐いてきます。
周囲を火に包まれ、倒れるピグモンをレッドキングは摘み上げ、
目の前に持ってきていやらしく笑う。・・・食うのか?
しかしカイトが銃を撃った衝撃でピグモン落下。
随分高い所から落ちて大丈夫か?
・・・と思ったらシュタッ!と見事な着地。心配して損した(笑)
と思ってたら前のめりに倒れた・・・どっちなんだよ。
カイトとミズキにも岩を吐くレッドキング。
ミズキはいつも通りここで気を失います(笑)
カイトはミズキが巻いてくれた頭の包帯を取って、マックスに変身!
高速移動を多用して戦うマックス。
レッドキングは岩をガンガン吐きますが全然当たらなくて
「もー!なんで当たんないのー!?」とイライラしてます。
面白い動きだなぁ・・・
島が爆撃地点に到達するまであと2分。
とうとうコスモ・ディーバ発射のカウントダウンが始まりました。
マックスの高速移動について行けないレッドキングは
先程から岩を吐きすぎた為に、とうとう弾切れ(笑)
いくら吐き出そうとしても腹の中にもう岩が無いみたいで、
「ケホ」っと不発の煙が出るだけ。
レッドキングに関してはギャグっぽい動きと効果音を狙って付けてますね。
岩を咥えて反撃しようとするレッドキング。
しかしマックスはマクシウムソードでその岩を砕く。
すると口の中で割れた岩が体内に入ってしまいったようで
腹の中で爆発が起こり、レッドキングは倒れる。
そこにマクシウムカノンでトドメを・・・
しかし、ミサイル攻撃すると大爆発する。というミズキの言葉を思い出し、
マクシウムカノン断念・・・でも一体どうすれば?
考えた末、マックスはレッドキングを抱えて宇宙へ・・・
そして宇宙空間でマクシウムカノンを放ち、爆散!
あーあ・・・宇宙にゴミを撒いたな(笑)
あと1分で爆発という時に、ミズキと合流したカイト。
そこに別れを告げに来たピグモン。
友好の印をつけた手でバイバイと手を振り、森の中に消える。
別れに立ち尽くすカイトですが・・・ホントに時間ないよ?
あと1分って言ってからもう30秒以上は経ってるよ?
エリーさんのカウントも40秒前から始まりました。
カウント32辺りでカイト達のバード1が島を離脱。
へー凄いね・・・アレから高速移動したんでしょうか(笑)
で、まぁようやくDASHメンバーも一安心。
後はコスモ・ディーバの発射を待つばかり・・・
島ではピグモンが神殿の前に立っていた。
そして、石像のあった台に登り、自ら石像となる事で再び島を封印。
その瞬間、突如現れた島は、やはり突如として消失した。
さて、こうなるとコスモ・ディーバを撃つ意味が無い・・・と言うより
何も無いところに最終兵器を撃つなんて金のムダ。
長官の「発射中止」によりギリギリ1秒前にカウントがストップ。
今日はヨシナガ教授がまとめます。
「あの島と同じように、超古代文明は自らこの世界から消える道を
選んだのだとしたら、これは我々文明への警告かも知れません」
ん〜?・・・今回もヨシナガ教授の発言には納得できませんな(笑)
文明=ピグモンだって言うならわかりますが、
やっぱり文明=そこに住む人間達だと思うんですよね。
でも今回の話には島に住んでいた人間が1人も出て来なかった。
だから消える道を選んだのは文明を教えたピグモンであって
文明を作った人間たちがそれを望んだとは限らない。と言う事で・・・
とそんな事はサラッと流されて(笑)
DASHメンバー全員で帰還しますという隊長の報告に長官は笑顔で頷く。
エリーさんは、成功率3%の画面を見ながら
「人間の可能性は、時に論理的数値を超える。まだまだ学習が必要です」
と言って正面のモニターに映る5人の顔を見上げ、笑顔を作る。
この3段階の笑顔も学習の成果なんでしょうか?
帰還するマザーの中で、カイトは窓から海を見つめ
見えなくなった島を、そして友達になったピグモンを思うのだった。
そして島では石像になったピグモンの指に友好の印がはためいて・・・
終了。
良い話にまとまりましたね。
ホントに島をピグモンごと爆破するかと思いましたよ(笑)
あと今回の話でコバ隊員がちょっと気に入ったかも。
なんだか熱い男です。そして良い奴だ。うん。
得意の二丁拳銃を操る姿を早く見てみたいですね・・・
来週は・・・あれ?仮面ライダー龍騎の神崎兄?
・・・イケメン宇宙人だね(笑)
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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