シリーズ第3弾。
中央公論新社 C・NOVELS7月の新刊です。
・クラッシュ・ブレイズ ヴェロニカの嵐 茅田砂胡
第3弾と言っても・・・
「暁の天使たち」の外伝扱いするなら11冊目?
「スカーレットウィザード」を含むと17冊目?
「デルフィニア戦記」から数えると・・・35冊目?
うわーそう考えると・・・多いなぁ。
共通の登場人物が出てるから全部読みましたけど(笑)
「クラッシュ・ブレイズ ヴェロニカの嵐」:
体験学習で惑星ヴェロニカに行く事になったリィとシェラ。
しかし送迎艇を降りた時、事件は既に始まっていた。
ヴェロニカではない無人惑星に降ろされた12人の生徒たち。
誰が何の目的で?この惑星はどこなのか?救助はいつ来るのか?
子供たちがパニックになる中、リィとシェラは落ち着いてます。
2人は火おこし、食料調達、水の確保と慣れた様子で行動。
救助が来るまで生き延びる為、子供たちを引っ張っていきます。
2人がいなかったら皆死んでただろうね・・・
と言う事で、今回は完全に金銀天使がメイン。
サバイバル経験豊富過ぎる2人には遭難というよりも日常?
みたいな状況(笑)ただし10人のお荷物付きですが・・・
リィが獲ってくる動物の肉や魚、木の実と言った食料を
1人だけ宗教上の理由から食べられない子供がいまして、
冒頭の裁判でリィを訴えている原告でもあるこの子は
実はこの遭難事件にも大いに関係がある。
この子は人間の栽培した植物以外は食べちゃいけない。
肉はもちろんダメ、菜食主義とは言っても自生した植物はダメ。
水も自然水は飲んじゃダメ。・・・厳しい戒律です。
まあこれが後半の事件に、と言うか事件の解明に繋がるワケですが
完全に肉食獣っぽいリィには理解できない宗教でしょうね(笑)
それ以前に宗教なんて必要ないでしょうけど。
リィがジェームスを庇って大怪我したり、
それなりにピンチはありますが、何かこれくらいだと
そんな大したピンチじゃないよね・・・と感じてしまうのは
この作品における感覚が麻痺してるのかも(笑)
もちろんルウや怪獣夫婦、その中年息子も登場します。
が・・・残念ながら怪獣夫婦の出番は少なかったなぁ。
オギはケリーとジャスミンのどつき漫才が大好きなのです(笑)
もしかして次回も体験学習話だったりするのでしょうか?
それでも良いけど、ケリーとジャスミンの出番は多めでお願いします(笑)
茅田作品は「スカーレット・ウィザード」から入ったので
どうしてもこの2人の方に思い入れがあるんですよね・・・
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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