• 2005.06.08 Wednesday

虚空の王者 偽王伝3

講談社ノベルス6月の新刊です。

・虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 高里椎奈

シリーズ第三弾。
攫われたソルド八世王を探す為、フェン達はパラクレスに入国する。
そこで八世王に瓜二つの男クドラに遭遇するが・・・という話。

高里椎奈といえば薬屋探偵シリーズが有名(?)で
それもミステリーでありながらファンタジーだったりしますが、
偽王伝シリーズは完全にファンタジー。
講談社ノベルスっぽくないという感じもしますが・・・

あ、でもファンタジーだけど派手な展開はないです。
でもそれが逆に淡々と読めて良いかなぁと思ってます。

登場人物で一番好きなのが、1巻から出ているテオ。
流刑になったフェンの身元引受人で、無口で無愛想。
フェンに対しても冷たい態度なんだけど、それがもう・・・
ホントは気に入ってるくせに〜!という感じなんですよ。
30代と言う事ですが、すっかりフェンの頑固な父親?
今回そのテオに関係した話で、え・・・マジで?という展開があって
でもまぁ大丈夫だろ・・・と思ってたらやっぱり大丈夫でした(笑)

次巻以降は、ソルドに戻ってどうするのか?
ベルテはもしかして旅の仲間になるのか?
サチの探してる人物って誰なのか?
クドラってもしかしてまた出てくるの?
フェンが国を追われたワケってやっぱりあるんだよね?とか
色々気になる事もありますが、その辺は講談社ノベルスの作家だし
安心して解明を待ってられるかなぁとも思ってます。

それにしても、新書なのに2段組じゃなくて1段なんだよね・・・
それで840円は高いんじゃないかなぁと思わないでもないけど(笑)

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長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない

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