• 2006.01.07 Saturday

ウルトラマンマックス(28)

第28話「邪悪襲来」

新年一発目。
気になってた事が判明しました。

「遥か銀河系の彼方にある、緑溢れる惑星。
その美しい惑星に凶獣が降り立った」
緑の惑星を焼き尽くす凶獣ルガノーガー。
そんな攻撃の中を逃げる家族がいた。
しかし途中で両親が倒れてしまう。
「リリカ!お前だけでも!」「逃げて!」
娘が惑星外へ脱出した直後、惑星は消滅した。
そしてルガノーガーも宇宙空間へ・・・
これがデザインコンテスト最優秀賞の怪獣?
もうちょっと色が白っぽくなかったっけ?

正月気分を満喫中のDASH司令室。
何故か書き初め中のエリーさんとコバ。
2人が並んで座ってるだけで嬉しくなる(笑)
しかもエリーさん晴れ着!コバも紋付で素敵っス。
ちなみにショーンも紋付(ついでかよ)
「NO!上手に書こうとしたら絶対にダメ!」
ショーンにダメ出しされてキレるコバ。
「何だよそれ!わかんねぇよ」・・・カワイイなぁ。
書道は心で書くものだとか何とか言ってる横では
隊服のミズキと隊長がコーヒー片手に話している。
「そろそろカイトは到着している頃だな」
「久しぶりに子供達を会えるって、凄く楽しみにしてました」
カイトは1人でどっか行ってるらしい。

ダッシュドゥカで目的地に到着したカイト。
そこは山中のキャンプ場(?)で、子供達が餅つきをしている。
マイクロバスには『関東ボランティアネットワーク』・・・?
・・・第1話でカイトが乗ってた車にも書いてあったっけか。
「DASHだ!」「カイト兄ちゃーん!」カイトに群がる子供達。
「みんな元気だったか!?」とカイトも嬉しそう。
ボランティア仲間達も笑顔で再会を喜ぶ。

餡餅を作る子供達・・・自分で食べるんだよね?
カイトもボランティア仲間のお手伝い。
「いつも悪いねぇ」
「子供達に喜ぶ顔が見たいから」
「子供達もカイト君と遊べるの、楽しみにしてるのよ?」
「そりゃあそうだよ、何てったって憧れの、DASH隊員なんだから」
年齢も近いし、仲間と言うか友達って感じですね。
DASHに入りたい子供が多いと聞いて嬉しそうなカイト。
そこに「アツシ君は戻ってるか!?」とボランティアの男性が
(1人年齢が上なので責任者でしょうか?)子供2人と戻って来た。
一緒に散策していた少年が冒険に行ったまま行方不明らしい。
「彼女は?」
「彼女?」
「ああ、新しくボランティアに参加してくれてる子だよ」
「リリカ君なら残って探してくれてるよ」
という事で、カイト達大人が手分けして探す事に・・・

その頃、山中でアツシ君を探索中のリリカ。
「アツシ君!アツシくーん!」と叫ぶ姿で笑ってゴメンね?
何かあまりに型通りっつーか・・・ねぇ?
しかし見付からないので、リリカは地球人にはない力を使って
アツシの居場所を見つけ、急いでその場に向かう。
見付けたアツシは、足を激しく擦り剥いて気絶していた。
リリカはまたしても力を使って足の傷を治してやる。

とその時、DASH司令室では未知のエネルギー反応を検知。
場所はカイトが行っている場所の近く。
反応はすぐに消失してしまったが、一応調査が必要。
しかし紋付姿のコバ&ショーンには行かせられないので
ミズキがダッシュアルファで現場に向かう。

アツシを探していたカイトは、隊長から未知のエネルギーの
事を知らされ、ミズキと合流するよう指示される。

リリカに起こされたアツシは、
「あれ?・・・落っこって・・・何ともない」
怪我がない事を不思議に思うアツシ。
「夢でも見たんじゃないのぉ?」
とリリカが頭をなでていると、カイトがやって来る。
「心配かけて」と怒るカイトにアツシは素直に謝る。
「幸い怪我はないみたいです」とリリカ。
「良かったなアツシ・・・君がリリカちゃん?」
頷くリリカに「どうもありがとう」と礼を言うカイト。
カイトはアツシを立たせて皆の所へ戻る事に。
その時、リリカが空を見上げて顔を強張らせる。
付いて来ないリリカにカイトは振り返り、
「どうかしたの?」
「いいえ、何でもないです」
が、ルガノーガーが地球に迫っているようです。
・・・何でもなくないじゃないか。

「そっちの様子はどうだ?」
「特に変わったところはありません」
現場のミズキが言うように、司令室でもあれ以来、
反応を感知できないでいた。
そりゃあ、リリカが力を使ってませんからね?
「こちらでも定期的にチェックしてみます」
「何かあったらすぐに連絡しれくれ」
「了解」
って事で、もうしばらく現地での調査続行。

ドッヂボールで楽しそうに遊ぶ子供達。
その様子を見ていたカイトの元にミズキが戻り
隊長に報告した内容を伝える。
するとカイトの横にいた(代表者っぽい)男性が
「DASHも忙しくて大変だなぁ」と声を掛ける。
「僕達が忙しくない世の中に、早くなれば良いんですけど」
優等生な答えを返すカイトに男性も「そうだな」
ミズキは子供達を見て「みんな楽しそう」と微笑む。
「でも・・・時々、寂しい気持ちで一杯になるんだよ」とカイト。
「寂しい気持ち?」
カイトに代わって男性がミズキの疑問に答える。
「あの子達は災害で両親を亡くしています。あのリリカって子もね」
そのリリカは子供に混じって笑顔で遊んでいる。
カイトがジッとリリカを見ていると、足元にボールが・・・
「カイト兄ちゃんも一緒に遊ぼうよ」
ボールを取りに来た子供達に誘われるカイト。
「よし!勝負だ!」「負けねぇぞ!」
少年達と走って行くカイトを見て、
「男っていつまでも子供なんだから」
ミズキと残った少女の呟きがハモってしまった。
顔を見合わせて笑う2人・・・なーんか穏やかだなぁ。

ドッヂボールに混ざったカイト。
そんな中、リリカを狙ったボールをキャッチ。
その時DASH司令室に動きが・・・
リリカが危険回避能力でも使ったのか?と思ったら、
「宇宙からの通信です」とエリーさん。

ヘトヘトになって戻って来たカイトの代わりに、
ミズキが遊びに行くと、今度はリリカがカイトの元へ。
おや、リリカちゃんはカイト狙いですか?(笑)
「子供達は本当にカイトさんが好きみたいですね」
「リリカちゃんこそ、子供達と仲良くやってるじゃない」
話の流れで今まで何をしていたかを訊ねるカイト。
しかしリリカは辛そうに目を伏せてしまった。
その様子を見てカイトは・・・
何かリリカって動きが不自然じゃない?
いや、演技下手とは言わない。舞台向き?(オイ)

司令室では宇宙からの通信を解析中。
通信は一ヶ月ほど前に銀河系の彼方の惑星から発信された物。
しかし通信が乱れていて、それ以上の解析にはもう少し時間必要。
まぁ緑の惑星の住人が壊滅前に発信した物でしょうね。

答え辛そうにしているリリカにカイトが言う。
「無理に話さなくても良いよ?
君が心から話しても良いって思った時で良いんだ」
カイトの優しい言葉にリリカは微笑む。
が、地球に接近するルガノーガーの気配を感じ取り、
「来る・・・あいつが・・・ルガノーガーが」
空に向かって恐怖の表情を浮かべるリリカ。
「ルガノーガー?」

ようやく解析し終えたエリーさん。
しかし通信の乱れか、一部の言葉しか翻訳できなかった。
「我ら」「壊滅」「邪悪」「ルガ」「注意」
何かに対する警告だと言う事はわかるが・・・

リリカは一ヶ月前に地球に来た事をカイトに打ち明ける。
「そうか、未知のエネルギー反応って君だったんだ」
「私は故郷に似た美しい地球を、第二の故郷に決めたの。
・・・優しい人が多くて、寂しい私を暖かく包んでくれた。
異星人だと言う事を、隠してる私を・・・」
そう言ってカイトの顔を見つめるリリカ。
何故打ち明ける気になったのかとカイトが問うと、
「子供達の目を見たから」とリリカは答える。
子供は人間の内側を見抜く力を持っている。
そんな子供達がキラキラした目でカイトを見ていた。
「決して嘘は通用しない。だから私も本当の事を話したの。
・・・それに私自身、カイトさんに優しさと強さを感じたから」
「本当にそれだけの理由?」
他にも理由があるのではないかと疑うカイト。
異星人には何故かすぐに正体がバレてしまうからね(笑)
「それと、太陽のような強い光を感じたから」
やっぱりバレてるー!
「それって・・・皆には内緒だよ?」
カイトに小声でお願いされて微笑むリリカ。
しかし次の瞬間、空に向かって表情を強張らせ、
「来る・・・星を滅ぼすルガノーガーが・・・来る」
「そいつは?」
「星を滅ぼす凶暴な怪獣で、緑豊かな惑星を滅ぼす邪悪な存在なの。
私の惑星も滅ぼされて、私の両親も友達も・・・みんなっ」
その時の無残な光景を思い出して座り込むリリカ。
「もしかして・・・私がこの星に来たからあいつも!?」
「そんな事ない!そんな風に考えちゃダメだ」
そうだよ、ルガノーガーがストーカーみたいじゃん(違う)

地球に接近するルガノーガーを、やっと監視衛星が捕らえた。
しかしDASH司令室でその姿を映像で確認した直後、
ルガノーガーは監視衛星を攻撃して破壊。
「まもなくあの宇宙怪獣が大気圏を突破します」とエリーさん。
「よし!DASH、出動!」
監視衛星へのツッコミは後でじっくりとね・・・

今度は大縄跳びで遊ぶ子供達。
それを見つめながら立ち上がるリリカ。
「あいつから守りたい。みんなを」
その時、カイトのダッシュパットに隊長から通信。
「計算の結果、その近くに宇宙怪獣が降下する。
みんなを安全な場所に避難させるんだ」
・・・何でここ?やっぱりストーカー?(違う)

荷物をまとめて集合する子供達。
「ミズキ隊員はみんなを安全な場所へ。
俺は地上から隊長達を援護する」
カイトがそう言うと、少年2人が
「俺も戦う!」「僕も!」と申し出る。
「じゃあ2人はミズキ隊員を手伝ってあげて」
カイトの言葉を受けて「一緒に頑張ろう」とミズキ。
2人の少年は元気良く「了解!」
カイトは子供達の顔を見回して
「心配しないで?怪獣は必ず倒すから」
「うん!」と子供達が頷き、ボランティア仲間達も、
「カイト、無茶するなよ?」
「任せた」
「DASHが助けてくれるって信じてるわ」
そしてカイトを残して全員バスに乗り込む。
リリカはカイトに近付き、
「怪獣から地球を守ってね?」
カイトはバスに乗り込む子供達を見て頷き、
「もう俺たちのような思いは、誰にもさせない」
「俺たち?」
「俺も両親を災害で亡くしていて・・・俺は戦い抜く。
同じ悲しみを背負う人達が1人でも少なくなるように」
やっとカイトの「戦う理由」がハッキリしました。
1話の伏線もやっと回収してスッキリだね(笑)

ついにルガノーガーが地上に降り立った。
その衝撃で飛んだ岩がバスの行く手を塞いでしまう。
ミズキはすかさず徒歩での避難に切り替える。
バスを降りたリリカはルガノーガーの姿を見て・・・

山の自然を破壊し始めるルガノーガー。
隊長はコバとショーンにバード2での出撃を指示。
「ダッシュマザーと共に総攻撃を加える!」
「地球に来た事を後悔させてやるぜ!」と出撃するコバ。
前回みたいに撃墜されないでね?

マザーとバード2がルガノーガーにビーム攻撃。
しかし胸部に命中したはずのビームは、ルガノーガーに
ダメージを与える事なく跳ね返されてしまう。
エリーさん(マザーに搭乗中)によると、
「怪獣の胸部は反射板のようになっています」
つまり「ミサイルでの攻撃が有効だと考えられます」
「エリー、そう言う事はもっと早く言ってくれよ」
コバが文句言ってますよー?
って事でミサイルでの攻撃に変更。
が、ミサイルは着弾する前に全て破壊されてしまう。

走って逃げる子供達。
「DASHは勝つよね?」「カイト兄ちゃんは勝てるよね?」
心配する少年達にミズキは「大丈夫よ、心配しないで」
・・・でも全然攻撃効いてないよ?

ダッシュドゥカで走るカイト・・・合成過ぎ(笑)
ルガノーガーの両腕(に付いた口)からの攻撃を
受けようとしていたバード2をドゥカで援護する。
へぇ〜ドゥカにもちゃんと武器が付いてたんだね?
カイトはルガノーガーの注意を自分に向けさせ、
背を向けて走りながらドゥカの後部からミサイル攻撃。
・・・ケツミサイルだ(変な命名すんな)
攻撃が命中してお怒りのルガノーガーはカイトを攻撃。
カイトはドゥカから投げ飛ばされて足を怪我してしまう。

カイトの危機を感じ取ったリリカは、急に立ち止まり
皆の止める声も聞かずに集団から離れ、カイトの元へ・・・
危険な場所に来てしまったリリカにカイトは「来ちゃダメだ!」
しかしリリカはカイトに近付き、その足を治療。
その不思議な力に驚くカイト。
リリカって、名前の前に「マジカル」とか付けたく・・・
ならないか、ならないよね・・・うん。

その頃マザーとバード2はやはりミサイル攻撃中。
しかし1本のミサイルが着弾前に払い除けられ、
不発のまま起動を変えてしまった。
「しまった!」唸るコバ。
そのミサイルは子供達がいる場所へ向かっていた。
「みんな伏せて!」ミズキが指示を出すが・・・
子供達の危機にカイト変身。

マックスがミサイルをナイスキャッチ。
そして不発ミサイルを地面に突き刺す(大丈夫!?)
子供達はマックスを見上げて、
「ありがとう!ウルトラマンマックス!」
マックスは子供達を見下ろして頷く。
子供達はすぐに避難を再開。
マックスはルガノーガーと戦闘を開始する。
最初はマックスの優勢で進んでいたが・・・

ルガノーガーの尾が背後から迫り、先端の針が
マックスの背中にブスリ!・・・貫通する勢いだよ?
尾に繋がれたままで苦しむマックス。
尾からエネルギーを吸収されているらしく、
早くも(?)カラータイマーが点滅を始めている。
弱ったマックスに攻撃するルガノーガー。
マザーとバード2はマックスを援護。

マックスは地面に突き刺したミサイルを抜き、
マザーとバード2の攻撃に気を取られていた
ルガノーガーの背に投げつけて命中させる。
で、振り向いた所にマックスギャラクシー。
ルガノーガーが倒れ、爆散して戦闘終了。
だから最初からギャラクシーをさぁ・・・
飛び去るマックスに「マックスー!ありがとう!」
そして上空のマザーに向かって大きく手を振る子供達。
隊長やコバ達も上空から手を振って応える。
って多分見えないと思うけどね(オイ)

その後、キャンプ場に戻った子供達は
焚き火の前で綺麗な星空を見上げていた。
「こうやって星が見られるのも」
「DASHのおかげですね」
「ありがとね」
ボランティア仲間達がカイトとミズキに礼を言う。
「この宇宙にはね?綺麗な星がたくさんあるの」
リリカは子供達に星空を見ながら語りかける。
「オレ大きくなったらDASHに入って宇宙に行くんだ!」
そんな夢を持つ少年に「楽しみに待ってるわ」とミズキ。
「いつまでもこの星空を守ってみせる」
1人そんな事を決意するカイトにリリカが耳打ち。
「これからも地球を守ってね?ウルトラマンマックス」
カイトは「ちょっとぉ!」と焦ってキョロキョロ。
誰にも聞こえてないから安心しなさい(笑)
みんなで星空を見上げながら・・・終了。

カイトの両親は災害で亡くなったって事が判明。
この情報は個人的に大収穫。
だって1話から気になってからさ・・・

さて、13話から導入されたハズの監視衛星。
その時の説明を参照するとですね?
・侵入者を感知すると自動的に追尾。
・宇宙の彼方で標的を捉えるので成層圏での迎撃が可能。
なーんてパーフェクトなシステムを謳ってました。
・・・で?
その機能って生かされた事ありましたっけ?
宇宙船とか怪獣とか・・・侵入されまくってない?
設定が中途半端過ぎなんじゃないの?
まあコレが機能し過ぎたら物語にならないんだけど(笑)

気になる事はもう1つある。
マックスギャラクシー。
そんな最強必殺技があるなら最初にやれよって・・・
思っちゃいけないけど思っちゃうんだよ!
そうする事で助かる命や自然や建築物があると思うとさ。
召喚には制約がある・・・とかなら納得できるんだけどなぁ。

今回リリカやってた斉藤麻衣って・・・
何か見た事あるとおもったら「555」の出演者かぁ。
デルタのベルト持ってた流星塾の木村沙耶。

次回は・・・また旧作ネタ?

Go to top of page

長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない

カレンダー

<< May 2025 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031