あきらの進退問題に決着。
それに伴って威吹鬼の悩みも解決。
でもって響鬼さんの弟子取り問題も・・・
コダマの森で苦戦する響鬼さんと威吹鬼。
それを見たあきらが遂に変身!で前回は終了。
その続きから・・・
あきらはコダマに向かって行くがあっさり弾き飛ばされる。
その間に響鬼さんが威吹鬼に巻きついた木の根を外す。
変身解除で倒れるあきらに威吹鬼が駆け寄る。
きゃあ真っ裸っスよ!誰か服掛けてやって下さい。
結局コダマを倒す事は出来ないまま響鬼さん達は撤退。
あきらの変身後の姿は、結局ハッキリ見せてくれなかった。
今回限りの事だからって誤魔化したのかもね・・・
「たちばな」の店内。
弟子取りの事でお説教されるあきら、明日夢、京ちゃんの3人。
「もぉ一体何考えてんだよ君たちはっ!」
響鬼さんご立腹・・・全然怖くないけどね(笑)
「全く呆れたわよ?まさか2人であきらの弟子になるなんて」
香須実もキツイ口調で責める。
「全く、鬼の修行はキチンとした指導の下でしないと危ないんスから。
遊び半分だと・・・大怪我するっスよ?」
轟鬼にまで説教されてる・・・全然怖くないけどね(笑)
「俺だって遊びじゃない。真剣なんです!
でも、誰も俺の気持ちわかってくれないから・・・」
京ちゃんが轟鬼に反論しますが、
「あのねぇ?気持ちがあれば良いってモンじゃないんだよ!
鬼になるっていうのはどういう事なのか、もう一度よく考えてみてよ」
と響鬼さんが言う。
しかし京ちゃんは、そんな台詞は聞き飽きましたとばかりに
「もう何度も考えました!考えて考えて決めた事なんです!」
この必死さは演技なのか本音なのか・・・微妙なんだよなぁ。
香須実は沈黙していた明日夢に「どう思うの?」と質問。
「僕も・・・桐矢君と同じです」
響鬼さんは少年までそんな事言うの?って顔で
「あきらもあきらだよ。何考えてんの?ん?」
うあ、響鬼さんが久々にカワイイよ(笑)
しかしあきらは沈黙したまま何も語ろうとしない。
「ちょっと・・・事務局長どうしたんスか?
ここはひとつビシッと!2人に言ってもらわないとぉ!」
轟鬼が沈黙を破って立花姉妹におやっさんの事を尋ねる。
おやっさんは調べ物をする為に部屋に篭りっきりらしい。
「珍しく厳しい顔で邪魔するなって・・・」
その頃、引きこもり中のおやっさんは、古文書を広げて
コダマの森やオロチについて調べ続けていた。
「コダマの森現れたる後、オロチ来たれり」
挿絵付きの古文書に書かれた一文を読み上げて
「オロチ・・・まさか!」
そんなおやっさんの元に、一匹の蝶がどこからか飛んで来た。
蝶は古文書の上にとまると白い紙に姿を変える。
「これは・・・式神?」
紙は再び蝶になり、ヒラヒラと誘うように飛び回る。
にしても・・・
コダマの森→オロチ出現って事以外に新しい情報ないの?
店を出て歩く明日夢と京ちゃん。
明日夢は無断であきらの弟子になった事に罪悪感を感じ始めた様子。
「響鬼さんとか、みんなの気持ちを無視してるような気がして」
しかし京ちゃんは良くも悪くもいつも通り。
「だったら辞めろよ。ちょっとキツイこと言われたくらいで弱気になる
なんてな。大体俺としては君はいないほうが良いんだ。目障りだからな」
・・・うあー!目障りで耳障りなのはお前だの方だー!!
反論する明日夢に京ちゃんは「俺は絶対逃げたりしない」とか何とか
格好良い事言っちゃってますけど、魔化魍から「ママー!」って逃げて
部屋の片隅で震えてる所しか想像できないんですけど?(笑)
2人が話しながら歩いていると前方に響鬼さんが待ち伏せていた。
威吹鬼は久々にあきらと2人で話をしようとしていた。
「困った弟子だなぁ。師匠である僕の許可も得ずに変身したりして」
あきらは「すみません」と素直に謝罪。
「聞かせてくれないか?どういうつもりで2人を弟子なんかに?」
威吹鬼は敢えて穏やかな口調で聞き出そうとするが・・・
あきらは唇をかみ締めたまま、何も答えようとしない。
「僕にだけは本心を話して欲しい。君は僕の弟子じゃないか」
「・・・・・・」
「まだ弟子のはずだ。そうだろ?」
威吹鬼の更なる説得にも、頑なに口を閉ざすあきら。
何でも良いから喋ってくれないと何もわかんないよ・・・
明日夢と京ちゃんを待ち伏せていた響鬼さんでしたが
2人を前にして無言・・・たまりかねた明日夢が沈黙を破る。
「あの、響鬼さん・・・やっぱ怒ってるんですか?」
しかし響鬼さんは突然「よっ!」っとキメポーズ。
2人にはその行動の意味がわからない。
「ちょっとやってみ?」
響鬼さんは自分のキメポーズを2人に練習させ始める。
「角度と余裕と、最後に笑顔が大事」って・・・
一体何がしたいんだか意味不明だよ響鬼さーん?
京ちゃんの「にょ」は不覚にもカワイイと思った(笑)
一方、和やかムードとはお世辞にも言えない威吹鬼とあきら。
何も答えないあきらに威吹鬼も我慢の限界。
「どうして話してくれないんだ!答えてくれ・・・あきら!」
両肩をつかんで強引に自分と向き合わせる威吹鬼。
しかしあきらは俯いて目も合わさず「すいません」と言うだけ。
「それだけか?」他に言う事は無いのか?
「すいません」
「・・・そうか。わかった」
威吹鬼は諦めて肩から手を離すが、表情は硬い。
うーん・・・師弟間の溝が埋まらない。
なんでこんなんなっちゃったんだろう?
明日夢と京ちゃんの間に座る響鬼さん。
外したサングラスを明日夢に預け、やっと本題を切り出す。
「2人はさぁ、そんなに弟子になりたいわけ?」
「はい」「もちろんです。出来れば響鬼さんの弟子に」
明日夢と京ちゃんがそう答えると、響鬼さんは神妙に頷いて
「そうか・・・よし。じゃあ弟子にしてやる」
「本当ですか?」
降って湧いたような弟子入り許可に声を揃えて喜ぶ2人。
「ああ。但し、俺の言う事ちゃんと聞くんだ。いいな?」
「ハイ!」っと素直に頷く2人。
しかし立ち上がって響鬼さんが言ったのは・・・
「じゃあまずは・・・鬼の事も、魔化魍の事も全部忘れて、
普通の高校生に戻るんだ。いいな?」
えー!それは卑怯だよ!明日夢と京ちゃんも当然納得が行かない。
「反則ですよソレ」京ちゃんが文句を言うと、
「反則じゃない!俺の言う事は聞くって言ったじゃないか」
そんな子供みたいな言い分じゃ納得できませんよ響鬼さん・・・
「イヤですよ!冗談じゃない!馬鹿にしないで下さい。
俺はやっぱり天美さんの弟子を続けますから」
京ちゃんはそう言って去って行った。
「オイオイちょっと!・・・なぁにあの子。なぁ?」
響鬼さんは明日夢に同意を求めますが・・・
明日夢は視線をそらしながらサングラスを返して、
「すみません」そう言い残して走り去る。
「ちょっと!どうした!なんだぁ!」
説得に失敗して2人に逃げられた響鬼さん。
あんな方法で説得できるって本気で思ってたんでしょうか?
だとしたら京ちゃんの言う通り、馬鹿にしてるよね・・・
蝶を追うおやっさん。
その先に待っていたのは和服の男女だった。
蝶は男の肩にとまった途端、粒子になって消失。
「君達か・・・私をここに呼んだのは」
おやっさんはかなりの距離を保ったまま男女と向かい合う。
「コダマの森は前兆に過ぎない。オロチが現れる・・・その時が近づている」
「知っていますね?オロチを」
女の問いに、おやっさんは硬い表情のまま頷く。
「ならば鬼を集めろ。さもなくば・・・全てが滅ぶ」
男の言葉におやっさんは動揺。
この2人の側にとってもオロチの出現は脅威?
「全て」には「人類」だけではなく「魔化魍」も含まれる?
自分達ではオロチを倒せないんでしょうか?
「たちばな」に戻った響鬼さんに日菜佳が改めて、
どうして弟子を取らないのかと質問している。
「やっぱあの2人じゃ不満って事ですか?」
響鬼さんは答えづらそうに口ごもる。
「まぁその・・・何て言うかなぁ」
「少なくとも、明日夢君はずっと響鬼さんの事見てきた訳だし
ハンパな気持ちじゃないって思うけどなぁ」と香須実。
そうそう、明日夢だけでも弟子にしたら良いじゃないか。
しかし響鬼さんは「んーでもさぁ、何か単に強さに憧れてるだけ
っていう気がするんだよなぁ。まぁそういう年頃じゃない?
危険な気がするんだよね?何か上手く言えないんだけど。
もうちょっとあの2人の事を見ていたいって・・・そう思うんだよね」
えー!?危険なのは京ちゃんだけだよー!・・・多分(笑)
あきらの下で修行を始めた2人。
横断歩道で黄色い旗を持ってボランティア。
「もしかして俺の事馬鹿にしてる?これは一体何の訓練なんだよ?」
アハハ、京ちゃんがブーブー言ってる(笑)
「園児たち一人一人の動きを把握する力。突然の事にも対応できる柔軟性。
あと、子供達に馬鹿にされても怒らない忍耐力。
全て鬼になるには必要な要素です」と答えるあきら。
明日夢は「奥が深いんだね」と感心。しかし園児にバカにされて
キレかけていた京ちゃんは明日夢のそんな態度が気に食わない様子。
とその時、落とした鞄を拾おうとした女の子にトラックが迫り・・・
咄嗟に京ちゃんが「危ない!」女の子を抱えて飛んだ。
おお?良いトコあるじゃないか。なーんて感心してたのに・・・
「見ただろ?俺だってやる時はやる。
絶対に逃げたりはしない。わかったな?」
うーわムカつく。もっと純粋に人助けをしようよ。
にしてもトラック・・・前方不注意にも程があるぞ!
お食事デートの帰り道、広場を歩く威吹鬼と香須実。
「あきらの件で落ち込んだ僕を励まそうとしてくれたんですよね?」
珍しく香須実の方から誘ったんでしょうね。
「たまには威吹鬼くんとご飯が食べたいなぁって思っただけ」
香須実の口調が甘いのは気のせいではない・・・よね?
とその時、突然辺りに霧が発生して視界を遮ったかと思うと
2人はいつの間にか森の中に立っていた。
「もしかして、これが・・・コダマの森」
香須実は初めて入った不気味な森に不安を隠せない。
「早く逃げなきゃ威吹鬼くん!この森には入っちゃいけないって!」
威吹鬼の腕を掴んで急いで森を出ようとする香須実でしたが
木の根が足に絡みつき、引きずられて行った。
「香須実さん!」
しかし威吹鬼はコダマの体当たりを受け・・・
轟鬼が森に到着。
森の中からは「助けてー!」香須実の叫び声が響く。
轟鬼が森に入ると、威吹鬼が気絶していた。
「香須実さん!香須実さんが!」
気が付いた威吹鬼が香須実の身を案じていると、
そこにコダマが出現。2人は変身して戦闘を開始する。
ボランティア中のあきらの携帯に日菜佳から連絡が入る。
おやっさんが吉野の古文書の中に森の秘密のヒントを見つけたらしい。
「コダマの森は森にあらず。ひとつの木により操らるるなり」
威吹鬼や轟鬼に伝えたいけど、既に森の中。
あきらは2人の弟子を従えてチャリをかっ飛ばす・・・
「1つの木に操られてるって事は、つまり」
「ええ、1本の木に森の全てが操られてるって事なんだと思います」
「要するに、その木を見つけて倒せば良いんだな?」
3人は話を要約しながら森へと急ぐ。
「たちばな」に戻って日菜佳から話を聞いた響鬼さん。
あきらに連絡=明日夢たちも一緒って事でキレてます。
「ちょっとぉ!なんであんな大事な事、少年達に言うんだよ!」
日菜佳の肩を掴んで揺さぶりながら責める響鬼さん。
しかし日菜佳は開き直り「仕方ないじゃないですか!
響鬼さん連絡つかないんですもん!携帯くらい持ってて下さいよ!」
反撃された響鬼さんは怯みつつ「買ってくれよ!」・・・弱い(笑)
その後「行って来ます」と凱火で現場へ・・・
森の中でコダマに苦戦中の威吹鬼と轟鬼。
2人がかりなのに全く歯が立たない。
そこに駆けつけたあきらと弟子2人。
あきらはコダマに押さえつけられている威吹鬼をDAで助ける。
そして持って来た烈風を威吹鬼に投げ渡す。
そういや武器ナシ・・・デート中だったもんね(笑)
烈風を持って反撃に向かう威吹鬼。
その時、森の奥から「助けてぇー!」と叫び声が響く。
「おい、今の聞こえたか?」と京ちゃん。
「香須実さんの声だ!」と明日夢。
2人は顔を見合わせ、迷う事無く声の出所へ走り出す。
何だか息が合ってるじゃないか・・・
そして、見るからに怪しげな木に巻きつけられた香須実を発見。
2人は助けようと木に近付こうとするが、木の根が襲い掛かり、
容易に近付く事が出来ない。
烈風があっても苦戦する威吹鬼。
轟鬼は烈雷を空高く飛ばされてしまった。
その烈雷が明日夢と京ちゃんの元にボトリ。
明日夢は烈雷を持とうとするが重くて1人ではムリ。
すぐに京ちゃんが手を貸し、2人で烈雷を持ち上げて構える。
駆けつけた響鬼さんは、木陰からその様子を見て目を見張る。
2人は呼吸を合わせて一気に走り出す。
木の根の攻撃を避けながら、怪しい木に烈雷をグサリ。
刺した所から樹液が飛び散り、刺した2人もビックリ。
木陰で2人の健闘を見守っていた響鬼さんが微笑む。
刺されて苦しむコダマ(本体?)・・・それに伴って、
威吹鬼達が戦っているコダマ(人型)も苦しみだした。
轟鬼はそれを機に反撃を開始。
この隙に明日夢と京ちゃんも急いで香須実を救出。
しかし木の根の攻撃が再開して倒れる3人。
そこに(ようやく)響鬼さんが変身しながら助けに来た。
威吹鬼はコダマ(人型)に鬼石を打ち込み、疾風一閃で爆破。
響鬼さんもコダマ(本体)相手にアームドセイバーで装甲。
そして鬼神覚声で「ハァ!」と一刀両断。
コダマが爆散して森は消滅。元の広場に戻った。
皆かなり近い場所で戦ってたんだね・・・
そして・・・
あきらは真っ直ぐに威吹鬼の元に歩み寄る。
「最後のサポートが出来て、嬉しかったです」
そう言って曇りのない顔を威吹鬼に向けるあきら。
「そうか、そういう結論をだしたんだね」
迷いに迷った末の結論。だから威吹鬼は止めない。
「安達君と桐矢君を勝手に弟子なんかにして、本当にすみませんでした。
でも・・・いつか鬼になれるかも知れない2人に、威吹鬼さんから教わった事を
伝えたかったんです。そうすれば、私が弟子だった時間も無駄にならないと
思ったから」とあきらは真っ直ぐに威吹鬼を見上げて言った。
「そっか」
「今まで、本当にありがとうございました」
あきらは深く頭を下げる。
それを見つめる威吹鬼は穏やかに微笑んでいる。
それからあきらは、今度は響鬼さんに歩み寄り、
「最後にお願いがあります」と切り出し、
「安達君と桐矢君を、弟子にしてあげて下さい」
そう言って頭を下げる。しかし響鬼さんは答えない。
そこに威吹鬼が援護射撃。
「響鬼さん!僕からもお願いします。
彼らの気持ちは決して嘘じゃないと思います」
響鬼さんは明日夢と京ちゃんに視線をやって苦い顔。
そして何も言わずにそこから歩き去ろうとしますが
「響鬼さん!」京ちゃんの叫びに振り返り、
「どうした?ついて来ないのか?明日夢!京介!」
名前を呼ばれた2人は驚いて顔を見合わせる。
そして「ハイ!」と元気よく響鬼さんの元へ・・・
威吹鬼とあきらの礼も忘れずに(エライエライ)
2人が響鬼さんを挟んで歩きながら・・・終了。
明日夢と京ちゃんが顔を見合わせて同じ行動するのが良い。
っつーかカワイイ(笑)案外この2人って息合ってるよね?
子供を助けたり、明日夢と協力して香須実を助けたり、
京ちゃんの株が急上昇してるのは確かなんですが、でもね?
ひとつだけ納得行かない事があるんですよ・・・
「京介」って・・・もう名前で呼んじゃうのかよ響鬼さん!
「少年」と呼ばれ続けた明日夢の立場ないじゃん!?
何か色々とすっ飛ばし過ぎじゃないか?
威吹鬼とあきらの長い長い苦悩はこれにて終了。
でも、あきらが鬼にならない道を選んだのは残念。
京ちゃんや朱鬼の登場で一気に暗黒面に落ちたよなぁ。
それを食い止める為の決断なんだろうけど・・・勿体ない。
ところで今後はどうするんだろう?
鬼の弟子をやめて、普通の高校生に戻るの?
それとも猛士として働くのかな?
で、予告・・・アレはそういう意味なのか?
東映のHPに「この話の最後に大いなる悲劇が起こります」って・・・
まさか轟鬼?と見せかけて斬鬼さんだったらどうしよう!
いやー!怖いよー!
心の準備をして見ないとヤバイかも知れない・・・
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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