第10話「少年DASH」
わーい!コバ隊員がメイン!
ファンになっといて良かった・・・とっても楽しめました(笑)
小学生4人組がベースタイタンを見学しに来ました。
その中には将来DASH隊員になりたい少年マサユキもいて、
案内役のカイトとミズキの名前も当然のように知っている。
友達に言わすと「DASH博士」らしい・・・
何で社会科見学なんて物を実施しているのか?
と言う説明は佐野史郎さんのナレーションでどうぞ(笑)
「UDF、地球防衛連合の対怪獣防衛チームDASHは、その活動を
広く知ってもらうため、数ヶ月に一度、ベースタイタンに子供達を招き、
社会科見学を実施している」のだそうですよ?
ベース内をカイト達が説明しながら案内してくれます。
「ベースタイタンにはね?怪獣災害に対応する為の施設が全て揃ってるの」
ミズキの説明に「へぇー」と感心する子供達。
「スゴイだろ?」とカイトが言うと「すごい!」と返してくれるし、
DASHメカの格納庫にも大興奮して目を輝かせる純粋な子供達・・・
それにしても見学者が4人だけって少なくないか?
そしてやって来たのはおなじみの司令室。
子供達が興味津々で部屋の中を眺めていると
ヒジカタ隊長が「ようこそベースタイタンへ」と歓迎。
隊長、ショーン、エリー、ココに挨拶をします。
ショーンの工具箱に「ショーン」って千社札が・・・芸が細かいな。
DASH博士のマサユキはみんなの名前を知っているので
「君はDASHにとても詳しいんだな」と隊長に感心されます。
「はい、ヒジカタ隊長。僕は大きくなったらDASHに入って
ウルトラマンマックスと一緒に怪獣をやっつけたいんです」
マサユキが元気に答えると、隊長も「そうか、期待しているよ」
と、そこに姿の見えなかったコバが遅刻して入室。
上着を手に持って「すいません、遅れました」・・・素敵(笑)
コバは謝って済まそうとしますが、今日に限って隊長は厳しいのです。
「コバ隊員!今何時だと思ってるんだ」
普段は処罰とか甘いくせに、わざわざ子供がいる前で言わなくても・・・
コバがバツの悪い顔で黙っていると、エリーさんが追い討ち。
「現在時刻は10時32分。出勤時間より32分遅れています」
他メンバーや子供達の目が痛い中、コバは必死に
「いや、非番明けで寝過ごしてしまって」
・・・それは言い訳にならないどころか、自分で首絞めてますよ(笑)
「ちなみに、遅刻は今月だけで3回目」エリーさんダメ押し。
怒られるコバを見て、子供達は笑ってます。
カイトはマサユキに「コバ隊員の事はわかるかい?」と促す。
「はい。コバ・ケンジロウ隊員。DASH隊員の中でも射撃の腕は1番」
とそこまでは良いのです。コバも嬉しそうに照れてます。
「でも、遅刻をしていたら地球を守れないと思います」
他の3人の子供も『思いまーす』とハモりまーす。
「そう固いコト言うなって。人間だから1度や2度の失敗はあるって」
コバは悪びれずに返しますが・・・その発言はどうだろう?
1度や2度の失敗って言うけどさ、今月3回目の遅刻だし(笑)
「失敗したら地球を守れないと思います」『思いまーす』
子供達の攻撃にコバは「思いまーすって言ったって」とタジタジ・・・
見かねたミズキがわざとらしく空気を変えようと、
「さーあ、みんな!次は今日一番のお楽しみよー!」
とかなり不自然な振り付きで(しかも声裏返ってるし)言うと、
カイトは「ジャーン!」とDASHマザーへの通路を開きます。
「DASHマザーでの遊覧飛行でーす」
ほほう・・・なるほどね?それで4人限定(?)だったのかぁ。
子供達は興奮して乗り込み、カイトとミズキも搭乗して出発。
計器の説明などしてあげながら、街の上空をゆっくりと旋回。
各座席前のモニターも、子供達の為に特別仕様のタッチパネルに・・・
『ようこそダッシュマザーへ』というタイトルの下には
「DASHとは」「DASHベースのひみつ」など6つの項目。
おそらくミズキがモデルの女性隊員のイラストからは
「知りたいこうもくをタッチしてね」という吹き出しが出ています。
「DASHバードのせいのうひかく」の項目が見てみたいな・・・
マサユキも窓から街を見下ろして感動しております。
そんな中、街では何もない場所に電気が走り、空間に歪みが・・・
「はい!今日の社会科見学はこれでおしまいです」
という事で、何事もないまま社会科見学を終えた4人。
集合場所までカイトとミズキに送ってもらいます。
マサユキは2人に「記念に写真を撮らせて下さい」とお願い。
もしかしたらベース内は撮影禁止だったのかも知れない。
「いいわよ」と言ってカイトとミズキは並びますが・・・
ってツーショットかよ!みんなで記念撮影とかじゃないんだ?
しかし携帯電話を構えたマサユキは「あれ?」と液晶画面を覗き込む。
するとその先ではビルが壊れ、何もかった場所から突然怪獣が出現。
カイトはすぐに司令室に報告。
隊長からは子供達の安全を確保するようにとの命令を受ける。
街中に出現いした空間転移怪獣メタシサスは街を破壊しながら進行。
カイト達は子供達と走って逃げますが、マサユキは振り返って
メタシサスを撮影しようと携帯を向けます。
カイトがそれを見咎めて「急いで!」と連れて行こうとすると、
液晶画面を見ていたマサユキは「あれ?」
次の瞬間、メタシサスの姿が忽然と消えてしまった。
司令室のエリーさんも「モンスタースキャナー探知不能です」
完全に消失?
しかし消失時に局所重力場の歪みを検知した事から、メタシサスは
重力を操って空間を飛び越える能力があるという仮説が立てたれる。
なんでそうなるのか良くわかんないけど(笑)
現場のカイトは「どこに消えたんだ?」と辺りを警戒。
するとマサユキが「右」・・・カイトは「え?」と右を向くと
そこにメタシサスが実際に現れるのだった。
ベースからバード2が発進。
子供達から熱い視線を送られながら、コバは
「さっきは子供達に格好悪い所を見せたからな、名誉挽回と行くか!」
マサユキも「コバ隊員頑張ってー!」と声援を送ってくれますが、
バード2がビームを放った瞬間にメタシサスは消失してしまう。
出現位置の特定が出来ない限り、勝機は見えないが、
今のところ、出現位置は完全にランダムで特定するのは難しい。
地上ではカイト達が「今度はどこに現れるんだ」
・・・いや、だからそんな危険な場所にいつまでも留まってないで、
さっさと子供達をどっか安全な場所に連れて行こうよ。
そんなカイトにマサユキは再び「あそこだ!」と出現位置を告げる。
すると、やはりその通りの場所にメタシサスが出現。
・・・予知能力少年なのか?それとも彼にだけ何かが見えているのか?
メタシサスはビルの屋上にあるアンテナに触手を伸ばして破壊。
そこにバード2が再び攻撃を仕掛けますが・・・消失。
「くっそー」とコバ隊員。でも現状ではどうする事も出来ません。
局所重力場の歪みも消え、どうやら完全に逃げられてしまったようです・・・
DASHアルファでカイトと子供達の待機していた場所に駆けつけるコバ。
「君達、もう安心だからな」
しかし、結局戦闘シーンでも良い所を見せられなかったコバの言葉は
マサユキの心には届きません。
「でも、怪獣には逃げられた」と可愛くない事を言ってくれます。
コバは「確かに今回は逃げられたけど、次は必ず怪獣を退治するよ」
と力強い発言をしますが・・・「どうやって?」と問われて言葉に詰まり
「対策がないんならまた失敗しちゃうじゃないか!コバ隊員は失敗ばかりだ」
と更に厳しい言葉を吐かれた・・・なんつークソ生意気な小坊主だ。
言っとくけどな?ビームが当てられなかったのはコバのせいじゃないぞ?
多分あれがカイトであろうとミズキであろうと結果は同じだった筈・・・
それに出現ポイントはエリーさんにだってわからないんだぞ?
とコバ隊員に微妙なフォローを入れてみる(笑)
その後、司令室ではヨシナガ教授が分析結果の報告中。
「あの怪獣は非電離放射線である極超短波を、まるで嫌うように攻撃していた」
難しい単語が並んでますね・・・なのでミズキの「極超短波?」をいう疑問は
ただ単語の説明が欲しかっただけなのかも知れません。
えーっと、非電離放射線ってのはつまり電磁波の種類ですね。
電離放射線ならエックス線やガンマ線なんかがそうで、
非電離放射線は携帯電話、パソコン、家電製品なんかが放出してるらしい。
極超短波ってのは、周波数帯による分類で、携帯電話や無線とかっていう
移動通信に適した電波・・・らしいよ?
「そう、しかも怪獣が反応する極超短波の周波数は800MHz。
携帯電話の周波数帯よ」と教授は説明を続けます。
なるほどね、アンテナだけ破壊してたのはそういう理由からでしたか。
「あの怪獣も人類が引き起こした人災だというのか・・・」
隊長はそう言いますけど、その発言には信憑性が一欠片も無いし、
人災だったら怪獣が暴れても仕方ないってのか?
「しかしあの怪獣は凶暴です。現に街に被害が出ている以上、退治しなければ」
コバが真面目に訴えます・・・ガキに馬鹿にされたままだしね。
しかし分析結果が出たところで、怪獣の出現ポイントは特定できません。
何しろ、携帯電話の利用者数は半端なく多いわけで・・・
当然その中継アンテナの数もすごい数になってしまうのです。
「しかも怪獣には重力を操って空間を転移する能力もある」
やっかいな能力を持つメタシサスに、対策が立てられない・・・
しかしカイトがマサユキの事を思い出して(遅いっつーの)
彼が怪獣の出現位置を正確に言い当てていた事を報告する。
しかしショーンは「子供に怪獣の出現ポイントがわかるって言うのかい?
DASHの最新探査装置でもわからないのに?」と信じない。
まあ普通なら鵜呑みに出来る情報ではないですね。
そんな中、真剣な表情のコバは何を思うのか・・・
とある公園。
社会科見学に来ていた子供達が、
「DASHの人、怪獣を取り逃がしちゃったね」
「やっぱり、ウルトラマンマックスがいないとダメなんじゃないの?」
「何か残念」
と勝手に失望中ですが・・・
言っておくけど、DASHが怪獣を取り逃がすのは初めてじゃないんだぞ?
と自慢にならないフォローを入れてみる(笑)
マサユキは携帯電話を弄りながら
「今度怪獣が現れたら、ウルトラマンマックスに教えてあげなくちゃ」
なーんーだーとーぅ?教えてあげるだとぅ?お前は何様だ?
何か知ってるならDASHに教えてあげなさい!
っつーかカイトもその場で聞いとけよ、使えない奴め(酷っ)
DASHアルファでマサユキの家に向かうカイトとミズキは
その付近の住宅街で何かを探しているコバを見つける。
どうやらコバもマサユキに会おうと思って家を探していたようです。
3人で家に向かうも、当のマサユキは朝から外出中。
棒読みのお母様にお礼を言って、手分けして探します。
陸橋の上で携帯電話を翳しながらフラフラ歩くマサユキをコバが発見。
しかしマサユキ逃げる!・・・なーんかムカツクなこの子は!
ミズキは追いかけっこする2人を発見してそれを追います。
やっと止まったマサユキは前方を凝視しながら「来る」
コバもその方向を見ると、そこにメタシサスが出現した。
やはり携帯電話のアンテナを狙っているようです。
「やっぱり怪獣が現れた」と言うマサユキの言葉にコバが反応。
「どうして怪獣が現れるのがわかったんだ」
それを無視して怪獣に近付くマサユキ。
「そっちに行っちゃダメだ!」とコバは追いかけて止めますが
「DASHなんてアテにならないよ!
僕がマックスに怪獣の事を教えてあげるんだ!」だって。
君はDASH博士なんでしょ?DASHがアテにならないなんて
暗黙の了解だろうに・・・ってアレ?フォローになってない?
自意識過剰なマサユキ君は、不用意に怪獣に近付きすぎたせいで、
コバがいなかったら落ちてきたアンテナに轢き殺されてましたよ?
マサユキを助けた後、銃を構えたコバ・・・格好良い!
そしてカイトが変身・・・
マックスの登場にマサユキはしゃぐ。その前にコバにお礼でしょ!
しかしマックスも消えるメタシサスには手も足も出ない。
そこにマサユキが「マックス!後ろ」と指示。
しかし聞こえないのか遅かったのか、後ろから現れたメタシサスに
体当たりされてマックスは吹っ飛ぶ。
そしてまた消失。
コバは真剣な表情でマサユキに頼む。
「お願いだマサユキ君、教えてくれ。どうして怪獣の出現する場所がわかるんだ」
こんなに下手に出てやってるのに
「教えても、コバ隊員はどうせ失敗しちゃうよ!」・・・殴って良い?
「1度や2度の失敗が何だ!DASH隊員も人間だ!失敗くらいするさ。
でもな、俺達は決して諦めない!何度失敗しても絶対に地球を守ってみせる。
お願いだマサユキ君!俺はみんなを守りたいんだ!」
前半は開き直りとも取れますが、コバの熱意は伝わる台詞です。
その間にもマックスは苦戦中。
その様子をマサユキがボーっと見ていると
「頼む教えてくれ!俺は地球もウルトラマンマックスも助けたいんだ!」
とコバが自分の方を向かせて格好良いこと言った!
っつーか人の話聞けよマサユキ!そしてさっさと白状しろ!
結局マサユキは苦戦するマックスの姿を見て、コバに携帯を見せる。
「僕は見つけたんだ。携帯の画面が怪獣のいる方向だけチラチラしてるって」
えっと・・・そんな単純な事だったの?
コバが撮影モードの液晶画面を見ると、確かにチラチラしてる。
「怪獣の持つ特有の極超短波に携帯電話が反応しているのか」
ミズキもそれを受け「DASHの最新鋭の探査装置は電磁波の影響を
受けないように作られているから」・・・ふーん。
「これが盲点ってやつか」・・・やっぱダメじゃんDASH(笑)
苦戦しっぱなしのマックス。
攻撃しようにも消えられてはどうしようもないのです。
コバはマサユキに「怪獣の出現ポイントを俺に教えてくれ」
と約束を取り付けてショーンとバード2でメタシサスに向かって行く。
よーし今度こそやってくれそうな雰囲気!
地上でマサユキが「あのビルの向こう」と言えば
ミズキが「コバ隊員、ポイント428です」と通訳。
それを受けてコバが何も無い筈の場所を攻撃。
見事(?)な連携プレーです。
そして次の出現ポイントには「マックス、俺について来い!」
とコバがバード2でマックスを誘導。
ポイントに到着するとバード2は離脱。後はマックスに委ねます。
そして出現したばかりの無防備なメタシサスはマックスの
マクシウムソードによってサクサクッと斬られて爆散・・・
地上では笑顔のミズキと
「やったやった!」と大喜びでジャンプするマサユキ。
「マサユキ君のおかげね!」
「ううん。コバ隊員がいてくれたから。コバ隊員が諦めなかったから」
ふーんだ、殊勝な事を言っても可愛くないよ(大人気ない・・・)
上空ではバード2の窓からコバが隣を飛ぶマックスにサムズアップ。
そしてマックスもサムズアップ返し。
コバがマサユキのところに戻ってきて
「ありがとうマサユキ君、君のおかげで地球を守ることが出来たよ」
もーホントに優しくて良い人だなぁ・・・
「そんな」と謙遜するいやらしい子供に(だから大人気ないって)
DASHバッヂをプレゼント。Tシャツの右胸につけてあげます。
「これは?」
「このバッヂは、地球を守る者がつけるんだ。君は立派なDASH隊員だよ」
そんな勿体無い!あげちゃったらまた買わなきゃいけないんじゃないの?
結構デカくて重そうな・・・高そうなバッヂじゃないですか!
「ううん、コバ隊員。僕、大きくなったら本当のDASH隊員になる。
コバ隊員のように、何度失敗しても絶対諦めない男になるから!」
でもその心がけは女に対して使うなよ?ストーカーだぞ?(笑)
「一緒に地球の平和を守ろう!」
そして2人は固く手を取り合うのでした。完。
やっぱりコバ格好良いねぇ・・・
2丁拳銃の見せ場がなかったのはかなり残念。
エリーさんとの絡みも少なくて残念。
でも今迄で一番色んな表情が見られて・・・大満足ですよ。
今回酷いと思ったのは隊長ですよ。
だって隊長が子供達の前でコバを叱らなければ、もうチョット楽に・・・
って思う訳ですよ。怪獣を逃がしてしまったのは確かにコバだったけど
「遅刻したいい加減な隊員」という先入観がなければあそこまで
信用されない事もなかったんじゃないかと・・・
そうそう、こういう社会科見学ネタは「隊長の娘」でやっても
結構面白かったんじゃないかと思うんだけど・・・どうだろう?
そういや職場見学ネタは他のウルトラでも見たような気がする・・・ガイア?
来週はアントラーか・・・
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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