第32話「エリー破壊指令」
いやぁホント素晴らしい回でした(笑)
捕われのエリーをコバが救出に!
射撃のシュミレーション訓練をしているコバ。
巧みに二丁拳銃を操るが、最後に1発食らってしまった。
照明が点き、ホログラムが消えるとエリーの声が・・・
「命中率98.6%、最高得点記録を更新しました」
「エリー、どうしたんだ?こんな所に居て良いのか?」
「はい、ココが代わってくれています」
その言葉通り司令室のエリー席にはココが鎮座(笑)
俯くコバに「どうかしたのですか?」とエリー。
「最後のターゲットさ。何度やっても外しちまうんだ」
コバの悩みに「左足に重心が掛かり過ぎています。
左足への負荷を6%減らし、左手首の角度を2.5度変更、更に・・・」
と、調整すべき点を提示するエリーにコバは呆れる。
「そんな事言われてすぐに出来るわけないだろう?」
「どうしてですか?問題点がわかれば・・・わかれば・・・わかれ・・・ば」
「どうしたエリー!?」
異変に気付き、エリーの肩を掴むコバ。
「何者かが・・・アクセス・・・私の頭の中に・・・」
エリーは突然コバを突き飛ばして出て行く。
ダッシュアルファでどこかへ向かうエリー。
コバはダッシュドゥカでその後を追いながら
隊長にエリーが何者かにコントロールされていると報告。
しかしその直後、ベースタイタンの機能が強制停止。
マザーもバードも発進不能になってしまった。
ショーン曰く、
「閉鎖コードが強制的に発令されたんです。エリーを通じて
何者かがコンピュータープログラムを書き換えたみたいです」
エリーを追跡するコバ。
それに気付いたエリーはアルファを飛行形態に・・・
コバはアルファが飛び去った方向を司令室に報告するが、
「ベースタイタンの発進機能は麻痺している。復旧までには時間が
掛かりそうだ。エリーを保護し、敵の正体を突き止めるんだ」
乗り物が出せないので今動けるのはコバだけ。
「了解!」とコバはドゥカのスピードを上げる。
司令室には更に監視衛星からの緊急連絡が入る。
宇宙空間に出現した妙な物体が地球に迫っていた。
コバは乗り捨てられたアルファを発見。
そこには敵が潜伏しているらしい建造物が・・・
(ガスタンクじゃなくて卵形消化タンクらしい)
内部ではエリーが自力で再起動し、洗脳型ウイルスを除去。
そこに宇宙工作員ケルスが近付く。
「こいつは驚いた。再起動できるんだ?」
「あなたは地球人ではありませんね?データ照合・・・
宇宙工作員ケサムと酷似」
ケルスはエリーの指摘を鼻で笑う。
「ケサムだ?フン、あんなのと一緒にしてくれるな」
えーっとケサムについては7話を参照して頂くとして・・・
ケルスはエリーの顎をクイっと持ち上げて横を向かせ、
頭に付けた装置のスイッチを入れる。
「この装置を解析すれば、俺たちの目的もわかるだろう」
「このような事は非合理的です」
そんなエリーにニヤリと笑みを見せるケルス。
そこに侵入者を知らせるブザーが・・・
コバが救出にやって来ましたよー!
コバは警戒しながら階段を降り、司令室に現在地を報告。
「恐らくここにエリーが・・・」
突然の攻撃を避けながら通路奥に向かって突っ走る。
司令室では報告途中で攻撃を受けたらしいコバに
「コバ隊員!応答して下さい!」とミズキが呼びかけていた。
ゴメン、それどころじゃないんだよ(笑)
「くっそう、せめて敵の正体がわかれば」
でも正体がわかっても出撃もできないでしょ隊長?
その後、震動波がケサムに似ているという分析結果が・・・
「宇宙工作員がまた地球にやって来たというの?」
ケサムとの交流で辛い思いをしたミズキは複雑な表情。
その頃コバも「こ、こいつは・・・ケサム!?」
倒した戦闘員の姿を見て驚いていた。
司令室にエリーから通信が入る。
「エリー!大丈夫なのか!?」心配する隊長に
「全機能正常に作動中。ですが、宇宙工作員による拘束を受けています」
モニターに映ったエリーはいつも通り淡々と答える。
「何とか脱出できないの?」とミズキ。
「脱出は不可能です。それよりも重要な報告があります」
電波状況が悪いのか画像や音声が乱れる。
「宇宙工作員の目的は世界各地にあるUDF基地の破壊です」
その言葉に司令室の面々は驚愕。
「その為の宇宙コンテナが接近中です」
宇宙コンテナらしき画像に切り替えるエリー。
それは監視衛星が捕らえた謎の物体だった。
「宇宙工作員は私のメインコンピューターから全基地のデータを
引き出しました。防衛システムは無力です」
「何だと?」
「ミサイルの誘導システムは、私のシステムとリンクしています。
射程距離に入れば、ミサイルは一斉に発射され、UDF基地は壊滅します」
淡々と恐ろしい報告をするエリーさん。
「エリーをミサイルの誘導装置に・・・」「酷い」
カイトとミズキが呆然と呟く中、エリーは続ける。
「プログラムの解除には時間がかかります。もう手遅れです。
隊長、お願いがあります。私を・・・」
通信はそこで途切れてしまった。
「こっちの通信機を使って連絡するとは、お前案外頭良いんだな?」
ケルスに見付かって切られちゃったようです・・・
コバは戦闘員を次々と倒して行く。
っつーか何人連れて来やがったんですか?
「このような計画は中止すべきです」
エリーの忠告を笑い飛ばすケルス。
「何を言っても無駄だ。俺はケサムみたいに甘くはない。
お前らの基地を破壊した後で、ゆっくりと仕上げに掛かる」
エリーの頬を手の甲でなでるのヤメテ!何かエロい!
ケルスは再びエリーの顎を持ち上げ、
「この星の文明は終わる。文明の産物であるお前によってな?」
そして今度はエリーの右手を掴み上げる。
「私は、確かにアンドロイドです。
でも、ここに燃えている物は人間と同じです」
エリーは掴まれていた手を振りほどき、自分の胸に当てる。
「なに?作り物が・・・既に壊れている」
ケルスはそう言ってただ笑うだけだった。
湧いて出る戦闘員を倒す中、左手の甲を負傷したコバ。
「キリがねぇ」と言いながらも向かって行く姿が・・・
だからさーもう格好良すぎだっつーの(笑)
司令室にUDFの決定事項を伝えに来た長官。
「・・・エリーを破壊せよ。これがUDFの出した結論だ」
「そんな!」
「閉鎖プログラムさえ解除できれば、エリーを救助に行けます!」
「ショーンの言う通りです。エリーは僕たちの仲間です!
何としてでも助け出す方法を・・・」
ミズキ、ショーン、カイトが口々に反発。
しかし長官は「これは命令だ」と厳しい口調。
「しかし!」カイトは更に反論しようとするが、
「私だって・・・辛い」と長官も苦渋の表情を見せる。
長官つっても全UDFのトップじゃないからね・・・
エリー破壊の決定はコバにも通信で伝えられた。
「何ですって!?」驚くコバに、隊長は静かに告げる。
「ミサイルの射程距離に入るまでに、エリーを破壊するんだ」
「そんな!」
「いいか、ミサイルの射程距離に入るまでにはまだ20分ある。
わかるな?あと20分だ」
つまり20分以内にエリーを助けろって事ですね?
当たり前じゃないですか、エリーさんを破壊するくらいなら
地球なんか滅んじゃえば良いんだよ(えー)
司令室ではショーンがベースの閉鎖プログラムの解除作業を開始。
「頑張れコバ、エリー、もう少しだ」
キーボードを叩きながら呟くショーン・・・お前もな?
コバは遂にケルスと遭遇。
「ここまで来るとは大した腕だ」
銃を構えたコバを前に、余裕の態度を見せるケルス。
「エリーは何処だ!」
「奥の部屋にいる。低級なアンドロイドだが、
ミサイル誘導装置としては使えるな」
「きっさまぁ!」
コバはエリーの事を侮辱されてブチ切れ。
怒りに任せてケルスを攻撃するが避けられ、
「馬鹿だなぁ・・・お前っ!」と逆に左足を撃たれてしまった。
「この星はもう最後だ。それまでそこで苦しんでいろ」
倒れたコバにトドメを刺さずに立ち去るケルス。
コバは苦痛に耐えながら、銃を拾う為に地面を這う。
その一生懸命な姿がまた・・・良いなぁ(笑)
ケルスの腕の装置に3つめの矢印が点灯。
それを見てニヤリと笑うケルス。
ミサイルの準備が整いつつあるって事か?
見張りの戦闘員を倒し、エリーの元へ辿り着いたコバ。
左足を引きずりつつ、エリーの腕を掴んで脱出しようとする。
しかしエリーは座ったまま動こうとしない。
「どうした?」
「私を破壊してください」
「なに!?」
「私を破壊すればミサイル攻撃は回避できます」
「何バカな事言ってんだよ!」
「それが一番、合理的です」
「人間は、非合理的な生き物なんだよ!」
そう言ってコバはエリーを立たせようとするが、
左足の傷に激痛が走って座り込む。
「その怪我では移動は無理です」
エリーは立ち上がってコバの肩に手を置く。
「俺の事は良い。ケルスを探すんだ」
あれ?逃げるんじゃないの?
司令室のショーンは祈るように最後のキーを叩く。
途端に機能を回復するベースタイタン。
「やったー!閉鎖プログラム解除ー!」
「良くやったショーン!」
隊長とショーンが手を叩き合い、長官も笑顔で頷く。
「よし!DASH出動!」・・・ようやく(笑)
エリーに肩を借りながら走るコバ。
しかし途中で倒れてしまう。
「エリー、ミサイル発射まで後何分だ?」
「ミサイル発射まであと10分」
コバは頷いて、近くの段差に腰掛ける。
そして撃たれて裂けた左手のグローブを見て、
「こいつはもう使えないな」
と言ってグローブを外そうとするが激痛に叫ぶ。
エリーはコバの左手を掴み、
「私に傷を治す機能があれば」
「気にするなって」・・・良い雰囲気だなオイ(笑)
が、そこにケルスが戦闘員と共に現れた。
カイト達も敵基地に到着。
2手に分かれて基地内に突入する事に・・・
「悪あがきはよせ」とコバに告げるケルス。
しかしコバは怯む事無くダッシュライザーを構える。
エリーを庇うように立ち(←ここ重要)戦闘員に先制攻撃。
「お前らの動きはもう見きってるぜ!」
基地内に侵入したカイト・ミズキ組も戦闘員相手に銃撃戦。
ケサムにそっくりな戦闘員の姿に戸惑うミズキ。
それをカイトが心配そうに見つめている。
その時、2人を狙う戦闘員の気配を察知したミズキは
振り向き様に攻撃。見事に命中させた。
ミズキはカイトにニッと不敵な笑みを見せる。
同じに見えてもこいつ等はケサムじゃないもんね?
ケルスとの一対一の勝負に撃ち勝ったコバ。
しかし背後から戦闘員に撃たれて倒れてしまった。
コバに駆け寄ろうとしたエリーを捕まえるケルス。
エリーを盾に取られて手が出せないコバに、
「コバ隊員、私ごと撃って下さい。私は破壊されても構いません。
私はアンドロイドです」とエリー。しかしコバは・・・
「そんな事はカケラも関係ない!お前は、俺たちの大切な仲間だ!」
前後を敵に挟まれたコバは、失敗したシュミレーションを思い出し、
二丁拳銃をクロスして同時に前後の敵を倒すのだった。
倒れたケルスが再び立ち上がり、銃を拾おうと動く・・・
そこに「動かないで!」とミズキが現れ、他の隊員も合流。
「ここは完全に制圧した」
「エリーのプログラムを解除するんだ」
と言われて素直に従うわけも無く・・・ケルス逃走。
「俺がヤツを追います。みんなは早く外へ」
とカイトはひとり追跡に向かった。
「カイト隊員!」と心配そうに見送るミズキ。
隊長は負傷したコバに「大丈夫か?」と声をかける。
「大丈夫です」「大丈夫ではありません」
コバとエリーは同時に正反対の答えを返す。
ケルスを追って基地の外に出たカイト。
「地球の奴らは結構しぶといねぇ」
対峙したケルスはなおも不敵な笑み。
カイトが「ミサイル発射を阻止してみせる」と宣言すると、
「やれるものならやってみろよ」
そう言って構え、ケルスは黒煙に包まれる。
カイトもマックススパークを構え、光を放つ。
2人は同時に巨大化とマックスへの変身を遂げた。
隊員達が見守る中、戦闘開始。
当初は互角の格闘戦が続いていたが、
途中、ケルスの姿を見失ったマックスは地中から現れたケルスに
足を掴まれ電流攻撃、その後地面に叩きつけられてしまう。
弱ったマックスの足を再び掴むケルス。
その腕の装置に5つ目の矢印が点灯。
「あれがミサイルの発射装置なんだわ。あれを破壊できれば!」
ミズキも装置の存在に気付くが・・・
マックスはやられる一方だし3分タイマーも点滅。
ミサイル発射まであと2分に迫っていた。
マックスは素早い動きでケルスを攻撃して突き放し、
マクシウムソードで腕の装置を破壊。
それによってミサイルを積んだ宇宙船は停止。
とりあえずUDF基地壊滅の危機は免れた。
マックスとケルスは飛び上がって空中で交差。
着地した時、ダメージを負っていたのはケルス。
弱ったケルスにマクシウムカノン・・・爆散。
さらにマックスはミサイルを積んだ宇宙船を
宇宙空間でマックスギャラクシーを召喚して破壊。
「ミサイル消滅、危機は回避されました」
エリーの頭部につけられていた装置も機能を停止。
全て終わり、コバはエリーの肩に手を置く。
「コバ隊員のおかげです」
珍しく殊勝な事を言うエリーに照れるコバ。
しかし「やはり左足に負荷が掛かり過ぎています」と
冒頭の話を蒸し返し、銃の構え方を伝授。
しかしエリーの構え方は・・・ねぇ?
その腰のひねりには何か意味があるんですか?
「そんな事できるわけねぇだろ!」
怒鳴った拍子に「イテテテ」としゃがみ込むコバを支え、
肩を貸してくれるエリーにコバは・・・
この2人見詰め合ってるよー!(落ち着け)
ベース内の病室で退屈そうなコバ。
そこにエリーがお見舞いにやって来た。
何その可愛い登場の仕方!?
「・・・よう!」焦ってるよコバ(ニヤニヤ)
「コバ隊員、怪我の具合はどうですか?」
「この程度の傷・・・と言いたい所だけど、全治一週間だとさ。
それよりエリー、お前は大丈夫なのか?」
「工作員によるプログラムは全て除去してもらいました」
「そうか、良かったな」
この2人の会話は聞いてるだけで和むなぁ(笑)
エリーはおもむろに小さな紙袋をコバに差し出す。
「お見舞いです」
「お見舞い、俺に?」
コバは嬉しそうに受け取り、紙袋から中身を取り出す。
「新しいDASHグローブだ!」
「早く良くなって下さいね、コバ隊員」
お辞儀をして出て行こうとするエリーに、
「サンキューな、エリー」
コバがグローブを掲げながら礼を言う。
するとエリーは振り返り、笑顔を見せて・・・終了。
はぁ・・・ニヤニヤしっ放しで疲れちゃた(笑)
いやー良いねっ!コバとエリーさん最高だね!
この微妙な関係が良いんだよー。
エリーさんが素敵な笑顔を見せる相手はコバだけ。
って事にしときたいなぁ。
「エリーってコバ隊員にはあんな笑顔見せるんだ」とか
「エリーってコバ隊員と一緒にいる時楽しそうだよね」
って誰か言ってやれば良いよ(笑)
2人が恋愛関係になる事は多分ないだろうから
それくらい夢見させてください・・・
ケルスは・・・何かエロかった(笑)
エリーさんにやたら触るし顔近いし・・・
そう言や工作員の2人は「龍騎」繋がりでしたね?
ケルスはケサムと一緒にするなって鼻で笑ってたけど
工作員養成所の同期とかかな?
・・・エリート街道を突き進んでいたケルス。
が、養成所ではケサムに成績で一度も勝てず、
一方的にケサムをライバル視していた。
卒業後、文明のを破壊数でケサムに勝とうとして、
任務時に大量の戦闘員を駒として使うようになったケルス。
そんな中、辺境の星(地球)でケサムが死んだ事を知り、
ケルスは自分の方が優秀だと証明する為に地球へ・・・
以上、勝手な妄想でお送りしました(オイ)
名前が似てるから実は兄弟だったりしてね?
いやもう、ホント色んな意味でご馳走様でした(笑)
って全然感想になってないし・・・
次回・・・遂にバルタン星人が登場です。
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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