あまりに雰囲気が変わりすぎてしまった響鬼。
いっその事、先週の三十話からは別物として見た方が良いのかも知れない。
前回の続きから・・・
文科系なら何でも得意な転入生、桐矢京介(京ちゃん)と明日夢は
威吹鬼が追っていた魔化魍カシャと遭遇。
苦戦する威吹鬼を加勢に来た響鬼の姿を見て、京ちゃんが
「あれは・・・父さん?」
と、とんでもない終わり方をしたもんだから、京ちゃんの死んだ父親は
鬼だったのか!?とか期待してたのに、早い段階であっさり否定。
京ちゃんの父親は消防士さんなのでした。
炎の中に取り残された子供を助けに行って殉職したらしい。
なので、響鬼さんの姿そのものにではなく、炎に突っ込んでいく姿に
反応しただけなんですね・・・紛らわしい奴め。
「今日の俺は強いぜ」と言った響鬼さんですが、
カシャと組み合う内に音撃棒の片方を奪われ投げ捨てられる。
しかし京ちゃんと一緒にその戦いを見ていた明日夢が音撃棒を拾って
「響鬼さん!」と投げ渡し、響鬼さんが「サンキュ少年」
とナーイスキャッチして攻撃。カシャは再びその場から逃げ去る。
響鬼さんは威吹鬼、あきらとその後を追って行く。
そんな響鬼さんの後ろ姿を京ちゃんはジッと見つめていた。
明日夢が音撃棒を投げ渡すシーンは凄く良かったな。
成長した明日夢だからこそ出来た行動って感じで・・・
轟鬼に斬鬼さんが「烈雷」を投げ渡したシーンを思い出した。
その帰り道、明日夢と京ちゃんが無言で歩いている。
「ねぇ・・・なんでさっきから黙ってんの?」明日夢が切り出す。
あの異様な光景を見たのに、何も質問しないのは逆に怖いよね。
「俺が君に何か聞けば、君は何か答えてくれるのか?」
まぁ聞かれた所で明日夢は何も答えられないんですけど・・・
明日夢は「さっき見た事、誰にも言わないでくれないかな?
別に大きな秘密って訳じゃないんだけど、それなりの秘密って言うか」
それに対して京ちゃんは「わかってるさ」とやけに物分りが良い上に
「つまらない奴」と言う失礼極まりなかった暴言を明日夢に謝罪・・・
「どうやら長い付き合いになりそうだ。君とは」とまで・・・
うわーん!怖いよー!絶対裏があるよー!
明日夢はポカーンとしてる場合じゃないぞ!
っつーか何で京ちゃんの演技はこんなに不自然なの?下手なの?
他のキャストが自然すぎてメチャ浮いてるんですけど・・・
一方カシャを追って響鬼さんと威吹鬼、あきらは路地に・・・
顔だけ変身を解いて「どうやら見失っちゃったみたいですね」
っつーか街中を変身した姿で走り回ってたんですか?
目立つだろ・・・つーか通報されてそうだ(笑)
「うん、あいつはカシャだ。しかし妙だな」
響鬼さんの疑問にあきらも
「ええ、童子と姫も全く姿を見せないんです」
それは和服の人が作った新種の魔化魍だからね・・・
「とりあえず僕達はこのまま魔化魍を追ってみますから
響鬼さんはたちばなのお店の方、手伝ってあげて下さい」
威吹鬼にそう言われて響鬼さんは口を尖らせてバシッと威吹鬼を叩き
「ちょっと、仲間はずれ?」ってアンタ一体いくつだよ(笑)
威吹鬼は「聞きましたよ?事務局長と日菜佳ちゃん、風邪引いて
寝込んでるって。大変なんでしょ?」
そう言ってあきらと顔を見合わる。もー仲良し師弟だなぁ。
響鬼さんは「そうなんだよ、大変なんだよ」
その頃「たちばな」では噂になったからか、風邪のせいか、
おやっさんと日菜佳がおかゆを食べながら盛大にくしゃみ。
響鬼さんは苦手な店の手伝いに再び戻るハメに・・・
店を臨時休業すれば良いのにって思うのはオギだけか?
城南高校の休憩時間、明日夢はモッチーと歩きながら談笑。
傍から見たら絶対この2人付き合ってるって思うよな・・・
カツオとキコに送るモノマネって何の話だ(笑)
それを後ろから窺っていたストーカーのような京ちゃん。
明日夢が消えてからモッチーに近付く。
ぎゃー!モッチー逃げてー!
「ちょっと良いかな?聞きたいことがあるんだ」
京ちゃんの本性を知らないから、モッチーには爽やか好青年にしか
見えないんだろうなぁ・・・「うん」と疑いもせずに頷いてます。
「君、安達君と親しいんだって?」来たよ、身辺調査だよ!
「俺もね、彼と友達になれそうなんだよ。
だから彼の事もっとよく知っておきたいんだ。
教えてくれないかな?彼の・・・特に交友関係について」
メチャメチャ怪しい上に嘘クサイっつーの!
「例えば・・・知らないかなぁ?ヒビキさんとか言う人の事」
うわーピンポイントじゃねぇか!明日夢に興味ないのバレバレ!
友達になれそうなんだったら自分で聞けよって言ってやれ!
でもモッチーは明日夢と同じく純粋な子だからなぁ・・・ムリだよね。
「ただいまー」と帰宅した明日夢。
夕飯の支度をしていた母上が「お友達来てるよ」
うわー来たよ、そんな非常識な奴は絶対京ちゃんに決まってる!
「良いじゃない、良いじゃない、お母さんああいうハンサムな子大好き」
うわーん!すっかり母上まで取り込まれてるしー!
そこで明日夢の部屋のドアが開き・・・
「やあ、ゴメン勝手にお邪魔しちゃって」・・・ぎゃー出たー(笑)
「やあ」って何だよ、普段の会話で聞いたことねぇよ。
もうね、ホントに気障な喋りは威吹鬼だけで充分ですから・・・
明日夢の部屋を勝手に物色していた失礼な京ちゃんは態度豹変。
「どうやら君には何の秘密も無いようだな」
響鬼さん達の仲間かと思ったけど違うみたいだし、
それほど親しい訳でもないと勝手に断定する京ちゃんに、
明日夢は「そんな事ないよ」と反論。
会って間もない京ちゃんなんかに何が判るって言うんだ?
「一緒に戦ってもいない」「中途半端なんだよ君は」と鼻で笑われても
「そんな事言われたって」と明日夢は言い返せない。
運動オンチだからって仮病で体育を休むような奴に言われたくないね!
それに、一緒に戦って無いからって中途半端だなんて響鬼さんも
「たちばな」の人達だって、誰も思ってないよ。
だから明日夢は安心して今のまま素直に成長すれば良いと思う。
しかしまだまだ京ちゃんの明日夢への言葉攻めは続きます。
「そう言えば、君も父親はいないとか言ってたけど、
亡くなった訳じゃないんだろ?会ってるのか?」
まだ友達にもなってないのに、何でそんな質問できるかな?
「いや会ってないけど・・・なんで」小さな声で明日夢が答えると、
「俺の父親は俺が子供の頃に死んだ。俺はそれが悔しいんだ。
俺は永遠に父親を乗り越える事が出来ないから・・・
君はどうして父親に会おうとしないんだ?」
んー、この台詞には真実味があった・・・ような気がする。多分ね。
明日夢が「どうしてって・・・それは・・・やっぱり」と言い淀んでいると、
「男は父親を超える事で強くなるもんだろ?逃げてるんじゃないのか?君は。
そんな奴が、響鬼さんに近づけるはずが無い」
はぁ?だからさー、お前は響鬼さんの何を知ってるって言うんだ?
まともに会った事も話した事も無い奴が勝手な事言ってんじゃないよ全く・・・
京ちゃんが帰って安達家は夕食の時間。
「あと5年もすればさ、あれは響鬼さんクラスのいい男になるね」
でも母上、外見は良いかも知れないけど、アレは中身がダメなんです。
一方、明日夢はかなり沈んでいます。
・・・あんな奴のいう事なんが気にする事ないのに。
明日夢は意を決して箸を置き、
「ちょっと訊いて良いかな?」
「え?」
「父さんの事なんだけど」
「え?なに急に」
「何で離婚したの?」
「おっと、いきなり確信ついてきたねぇ」
母上も箸を置いて、ちゃんと話してくれるようです。いい母親・・・
「俺が大人になったら話してくれるって言ってたじゃない。
嫌なら別にいいけどさ」
「イヤ、嫌なわけじゃないんだけど、うーん、そうねぇ・・・
お互い一生懸命すぎたのかな?」
「一生懸命で何で離婚するの?」
「一生懸命も度が過ぎると、周りが見えなくなっちゃうんだよね。
うーん、あの人にも私にもやりたい事があって、それで・・・
お互い見失っちゃったって感じかなぁ?」
「いや・・・よくわかんないけど」
「ね?わかんない・・・って事は明日夢はまだ子供なんだよ。
いっぱい食べて大きくなろ!ホラ!ちゃんと食べよ!」
まぁ離婚の原因って色々と複雑な事情が絡み合ってたりするし
当人同士じゃないとなかなか理解し難いもんですよね・・・多分。
食事を再開した2人ですが、明日夢はまだ気にしています。
そして唐突に「会いに行って良いかな?」
それにはさすがに母上も動きを止めて気まずそうに立ち上がる。
明日夢は「ゴメン冗談だよ」とすぐに謝りますが、
母上は後ろを向いたまま、メモ用紙を明日夢の目の前に突き出す。
どうやら父親の住所のようです。
別れても住所を知ってるのは、やっぱり明日夢の事があるから?
夜の境内、明日夢は響鬼さんに相談していた。
「ま要するに、親父さんに会うのを怖がってるって友達に言われたわけだ?」
いやいや、あんなの友達じゃありませんから(笑)
「はい。でも別に怖がってるとかじゃなくて、何か母さんの気持ちを
考えてただけなんですけど・・・」
うん、わかるわかる。母上の気持ちとか考えちゃうよね・・・良い子だ。
「なるほどね?ま、でも俺はその友達の言ってる事も理解できるな。
少年はさ、まぁお袋さんの気持ちを盾にして、親父さんに会うのを避けてきた。
そんなトコかな?まあこれは俺のカンだけどね?」
「そうかも知れないです。・・・よくわかんないですけど」
「少年、思い切って会ってみれば?
自分の目で確かめて、現実を見れば、何か新しい答えが見つかるって。
考えてダメなら、行動するしかないだろう」
「はい」
こんないい加減な発言をするのは響鬼さんじゃない。
と言うか各家庭での、両親との付き合い方ってのは他人にどうこう言える
問題じゃないと思うんだよ。特に離婚した父親に会いに行くなんて
デリケートな問題を、そんな簡単に「会ってみれば?」って・・・
このシーンに関しては無かった事にしたい。
相談せずに、明日夢が自分で決断したって事にしておいて欲しい。
それに、明日夢が今まで父親に会おうと思わなかったのは、
単に会う必要がなかったからで、避けていたわけじゃないんじゃない?
洋館の実験室。
髪を入れた液体はグツグツと煮えてますが、変化無いよね?
「新しい魔化魍は上手く動いてるみたいね?」
和服の女が男に話しかける。
「うん。もうすぐこいつらも完成する」
2人が液体を覗き込むと、さっきまで変化が無かったその液体から
ニョキッと手が出てきた。ゴム手袋をグロい色に塗ったみたいな(笑)
ニヤリとする2人・・・一体今度は何を作ったのでしょう?
開店直後の「たちばな」
店内ではメニューのプレートを響鬼さんがゴシゴシ拭いてます。
そこに来店したのは・・・京ちゃん。
とうとう明日夢の縄張りを踏み荒らしに来ました。
「いらっしゃい。今日第1号のお客さんだよ」
響鬼さんが接客しますが、京ちゃんの目的は
「ヒビキさんっていう人、いらっしゃいませんか?
ここに来れば会えるって聞いたんですけど」
絶対コレはモッチー情報だろうなぁ・・・
「ほう・・・ヒビキ。ヒビキはね・・・えーっとえーっと」
響鬼さんは指を空中を彷徨わせて、自分を指し「オレオレ」
うーわーカワイイよ響鬼さん!メチャ子供っぽいよソレ。
「で、何の用?」それに京ちゃんが答えようとすると、
「あー、わかった少年の友達だ!」と響鬼さん。何でわかった?
「安達君とはまだ友達になれるかどうかわかりません。
そんな事より響鬼さん!俺と勝負して下さい」
っつーか明日夢と友達になる気も既に失せてそうだな、こいつ。
「勝負って・・・何の?」
「何でも良い!俺はあなたを乗り越えたいんです!」
いきなり来てこんな事言うような変な奴は、いくら明日夢の知り合いでも
ちょと相手するのイヤだよなぁ・・・
「注文しないんだったら、帰って勉強しなさい」
追い出そうとする響鬼さんでしたが、京介は引かない。
「じゃあ、みたらし団子お願いします!」
注文されたからにはお客様・・・響鬼さんは注文を受けて奥へ。
新築の家が建ち並ぶ住宅街を、メモを見ながら歩く明日夢。
アルバイトをお休みして父親に会いに来たって事ですね・・・
その点は響鬼さんも苦渋の選択だっただろうなぁ(笑)
「片岡」という表札の家で呼び鈴を押す明日夢。
離婚してなければ「片岡明日夢」だったんだね。
「片岡さんならお留守みたいですよ?」
隣家の庭からおばさんに声を掛けられる。
「あの、親しいんですか?片岡さんと」
「うん、そりゃお隣さんだし。皆さん優しい人だからねぇ。
ご主人さんなんて、ウチのベスの為に犬小屋まで作ってくれて」
見ると庭には作りかけの犬小屋が・・・
「まぁ・・・まだ作りかけなんだけどね?何しろホラ、忙しい人みたいで。
今日も日曜日だって言うのに朝から会社行ったみたいよ?」
父親、そして今の家族の様子を聞いた明日夢は複雑な心境・・・
「たちばな」では京ちゃんがみたらし団子を待っていた。
しかし・・・「ねぇねぇねぇ、これ食べてみない?」
と響鬼さんが持ってきたのは限定商品の「きび団子紅」(笑)
「俺が頼んだのはみたらし団子であって、きび団子ではありません」
って何だか英文を直訳したみたいな日本語だな、京ちゃん・・・
「そんな事言わずにさぁ、コレだって美味しいよぉ?食べない?」
「イヤです!」
少年だったら喜んで食べてくれるのに・・・と響鬼さんは思ったに違いない。
こうやって見ると京介のほうが「つまらない奴」じゃないか?
そこに女性の常連客2人が入ってきて、響鬼さんは親しげに接客。
きび団子を食べに来たと聞いて、京ちゃんのテーブルに置いていた
「きび団子紅」を持って行って説明し始める。
その様子を見て京ちゃんは呆れたようにため息・・・だったら出てけ(笑)
明日夢はあのおばさんから聞き出したらしい父親の勤め先
「東和建設」の受付で父親を呼び出してもらおうとしますが、
現場に行っていないらしい。しかし、ここまで来たからには会って帰りたい。
明日夢は受付に現場はどこかと聞きますが
「失礼ですけど、どちら様ですか?」と言われてしまう。
不用意に息子ですとも言えず「大丈夫です」とその場を去ると
ちょうどそこに、父親の事を話している社員2人が通りかかった。
「片岡さんも現場に行ったって?」
「急がないと、またどやされますよ」
「怒ると怖いからね、あの人」
「だいたいさぁ、部長にもなって現場に行く必要ないのにさぁ」
「でも仕事が終わってあの人と飲む酒、旨いんすよねぇ」
明日夢はこの2人の後をつける事にしたみたいですね。
父親はそれなりに部下からも慕われてるようです・・・
「たちばな」では先程の常連さんがお会計。
しかし響鬼さんはやっぱりレジが全然使えないんだね(笑)
そこに「こうすれば良いんじゃないですか?」と京ちゃんが助け舟。
響鬼さんは機械全般に弱いんだろうなぁ。
でも練習すれば出来る子だと思うんだ(笑)
バイクだって乗れる(止まれる)ようになったんだし。
「今どうやったの?教えて」響鬼さんが京ちゃんに言ってると、
「お客さんに聞いてる場合じゃないでしょ?」
と香須実が叱る。だったらレジの時くらい店に出て来てよ。
「あの、良かったら手伝いましょうか?」
香須実は京ちゃんにそう言われて「あの〜・・・君は?」
カシャを探し続けている威吹鬼とあきら。
ディスクを回していたあきらが「威吹鬼さんアタリです」
「どの辺?」「それが・・・意外と近いみたいで」
と言った途端に2人の上空をカシャが飛ぶ(近すぎだ)
威吹鬼は変身して「烈風」攻撃。
また逃げようとするので再び追う事に・・・
明日夢は父親のいる建築現場に到着しますが
「倒れた?」
「ああ、今さっき病院に運ばれて行ったよ。
だいたいムリしすぎなんだよあの人は。
現場に来ても力仕事までしちゃうような人だから」
明日夢は現場の人から病院を聞いて向かう事に・・・
父親は立場上しなくて良い事までするから過労で倒れた。
でも、そんな人だからこそ、現場の人にも慕われているようです。
「たちばな」の、病人が寝ている部屋。
響鬼さんが不器用にきび団子を箱詰め・・・ってオイ!
病人のいる部屋でやるなよ響鬼さん!
っつーか誰か注意しろよ!
お手伝いしてる京ちゃんもその不器用さに失望のため息。
オギも「たちばな」の不衛生さに失望・・・
父親が運ばれたという「新しらおか病院」にやって来た明日夢。
会社で見た部下らしい男が会計をしていた。そこにもう1人が来て
「先輩、片岡さん今タクシーでレストランに向かわれました」
えー!またすれ違い?明日夢はいつになったら父親に会えるんだ?
「それにしても、大した事無くてよかったけど、家族と食事の約束が
あるからって医者のいう事も聞かずに飛び出してっちゃうんだから
不死身だよなぁ、ホンット」
「それだけ家族の事を大切に思ってるって事ですかね」
家族思いな父親の話を、やはり複雑な心境で聞いていた明日夢でしたが
「あの、そのレストランってどこかわかりますか?」
いきなり話しかけてきた明日夢を、部下の人達はどう思ったでしょう?
そして、自分の事を何と説明したんだろう?
響鬼さんは相変わらず病人のいる部屋で作業中。
箱詰めが終わって、包装紙をセロテープ止め。
もの凄い目が近いんだけど、余計やり辛くない?
「おやっさんも日菜佳も早く良くなってくださいよ?」
響鬼さんの台詞には「もうお手伝いはイヤだ」
って意味が込められてますよね、絶対(笑)
そこに、あきらからカシャを見つけたという連絡があって
響鬼さんはようやくお手伝いから開放。
「行ってきます。シュッ〆」で響鬼さん出動。
店の中を通るので手伝っていた京ちゃんはそれを見て、
慌ててその後を追いかけます。
という事で、店は香須実だけに・・・がんばれ?
バイクの響鬼さんを、京ちゃんは生意気にもタクシーで追跡。
その頃、明日夢はレストランの外にいた。
奥さんと小さな女の子。そして背中しか見えない父親。
ガラス越しに幸せそうな家族を見つめる明日夢。
父親には会いたいけど、こんな光景を見てしまうと、
やっぱり声を掛けるなんて出来ないですよね・・・
明日夢は居た堪れなくなってその場を去るのでした。
よく考えたら、あの女の子って明日夢の妹になるんだよね?
バレエとかピアノとか習ってそうな、お嬢様って感じの子。
レストランだってフランス料理?って感じだし、裕福な家庭。
建設会社の部長だもんね・・・安達家に仕送りをしろ(笑)
カシャに追いついた威吹鬼でしたが、やっぱり苦戦。
うーん・・・威吹鬼ってこんなに弱かったっけ?
そこに響鬼さん到着。いきなり紅に変身して戦います。
それをタクシーで追ってきた京ちゃんが隠れて見てますが・・・
そんな近くまで来たらタクシーの運ちゃんに見られちゃうじゃないか!
明日夢はレストランから再び父親の家に向かう。
しかし呼び鈴を押したのは隣のおばさんの家。
出てきたおばさんに、
「あの、お願いがあるんですけど・・・
犬小屋を作らせてもらえないでしょうか?」
響鬼さんはカシャを相手に圧倒的な勝利。
爆散させて「うん、気分爽快っ」
あれ?そういや威吹鬼はどこ行ったんだ?
京ちゃんは全て見届け、その場を立ち去る。
明日夢は夜までかかって犬小屋を完成させた。
そしてその帰り道、トボトボ歩いてると母上のタクシーが・・・
「よ!送ってくよ?タダでいいからさ」
やっぱり母上も気にしてたみたいですね。
無言で気まずい空気の車内でしたが母上が
「どう?会えた?」と切り出す。
「会えなかった」
「・・・そうなんだ」
「会えなかったけど、会えたっていうか」
「そうなんだ」
「ねぇ母さん、俺、父さんの事、好きでいていいのかな?」
「あったりまえでしょう?あたしが惚れた男なんだからねぇ?」
ようやく2人は笑いあう。
「さてと、今日はさぁ何か美味しいもんでも食べて行こうか?外食外食」
「うん」
父親の家庭のようにフランス料理なんかじゃなくても良いんだよね。
明日夢にはちゃんと素敵な母親がいる・・・素晴らしい家庭だよね。
会えなかったけど、父親がやりかけていた作業をやり遂げる事で
京ちゃんの言っていた「父親を乗り越える」という課題をこなしたのかも
知れませんね?まあ京ちゃんに言ったらまた鼻で笑われそうだけど、
父親を超えるって事は、別に直接対決するとかじゃないもんね?
実際にはホントに些細な事だったりするんだと思います。多分。
それに絶対、父親も明日夢がやった事に気付くと思うんですよ。
隣のおばさんや、部下の人なんかに明日夢が来ていた事を聞くと思うし、
その事で何かアクションするとは限らないけど、それでも確かに
明日夢は父親と交流できたんだと思う。と言うか思いたい。
響鬼さんの戦いを見た後、夜の街を歩く京ちゃん。
「ヒビキか・・・お前はいずれ俺のものになる。必ず」
・・・ハァ?何言っちゃってんの?この子頭オカシイんじゃないの?
ってところで今回は終了。
「俺のもの」って何だよ?響鬼さんを独占するって意味?
まあどう頑張っても京ちゃんみたいに可愛げがない少年では
明日夢のポジションにもなれないと思いますけどねっ!
あとは・・・「響鬼」になるって事か?とも思ったんだけど、
まだ猛士とか魔化魍の事も詳しく知らない京ちゃんが
修行すれば鬼になれるなんて事も知らないだろうし、
師弟制度の事なんか知るワケないんだよな・・・多分。
どっちにしても運動オンチな京ちゃんには無理だと思うけど(笑)
じゃあやっぱ「響鬼さん」自身の事か?とまあ悩んだ所で、
先週の「父さん?」みたいに深く考えるだけ損って事もあるしなぁ・・・
まあ良いや京ちゃんは当分放置しておこう。
どこまでも気に障る奴だし、考えたくもないね・・・
その内、和服の男女側に加担して、実は利用されてるだけだったとかで
捨て駒扱いで消えるんじゃないの?・・・と適当かつ最悪な予想をしとけば、
何があっても驚かないんじゃないかと思うんですけど、どうよ?
あ、明日夢の父親の事で気になった事が何点か・・・
明日夢は父親からドラムを教わった。
離婚したのはお互いにやりたい事があったから。
で、現在建設会社の部長?
やりたい事ってドラムなのかと思ってたけど、ただの趣味?
ジャズドラマー?もしかして鬼だったりして?と妙に期待してたので、
ただのサラリーマンだったのは肩透かしだったな。
やりたい事って会社勤めだったの?それって離婚の原因になるか?
母上のタクシードライバーだってやりたかった事とは・・・
結局2人とも夢破れたって事だったりするのでしょうか?気になるな。
来週は・・・「少年よ」の布施明が登場。しかも歌うらしい。
と共に、映画に出てきた装甲声刃(アームドセイバー)も登場。
・・・サイアク。TV本編には出てきて欲しくなかった。
映画感想にも書きましたけど、造形が全然「和」的じゃない。
しかもコレを出すって事はつまり、装甲響鬼も出すつもりなんじゃないの?
アレ嫌いなんだよ。名前にセイザーとか付きそうな感じだしさー
映画で一番ガッカリした所だよ?何であんなの出しちゃうかなぁ・・・
来週も期待せずに見たほうが良さそう・・・
長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない
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