• 2005.08.02 Tuesday

皇帝ペンギン(吹替版)

とにかくまるごと皇帝ペンギン!という映画。
一面氷に覆われた世界をひたすら歩く皇帝ペンギンの群れ。
遠くから見ると、まるで人間が歩いているようにも見えました。

ドキュメンタリーですが、一応あらすじ。

南極の夏の終わり、皇帝ペンギン達は海から上がり南へと行進を始める。
目指すは氷丘のオアシス、彼らの生誕の地であるオアモック。
途中、示し合わせたかのように他の集団とも合流し、
更に長い列となって歩き続ける事20日あまり。

ようやく到着すると、今度はパートナー選びの求愛ダンス。

そうして産まれた卵をオスに託し、
これから生まれて来るヒナと自分の命の糧を求め、
メスは再び100km先の海を目指して行進する。

オス達は身を寄せ合い、冬の厳しい寒さから卵を守りながら
ひたすらメスの帰りとヒナの孵化を待つ。
ヒナが孵化し、オスの体力が限界に達する頃、
ようやくメスが戻って来る。
そして今度はオスがメスにヒナを預け、餌を求めて海へ旅立つ。

メスはヒナたちだけで遊び始めた頃に、
クレイシ(共同保育所)にヒナを残し、再び海へ・・・
海から戻ったオスは、クレイシの中から声だけを頼りに、
成長した我が子を見つけ出す。

夏が近付き、子供も成長して潜水が出来るようになった頃、
夫婦は1年の結婚生活を終え、お互いの道に別れて行く。
そしてヒナたちも海へと巣立って行くのだった。

つまり・・・
海⇔オアモック間の「行進」と「子育て」だけで1年が終わる。
なんだか「飛ばない渡り鳥」って感じです。
もうね、あの短い足で長い道のりを歩く姿が健気で・・・

ヒナは羽毛でふわふわしてて無条件に可愛いし、
大人のペンギンもいちいち動きが可愛いので、映画館で悶えっぱなし(笑)
体全体を振って一生懸命歩いたり、躓いてこけたり、腹で滑ったり、
オスの取り合いでメスがバシバシ羽で叩き合ったり、もうとにかく可愛い。
かと思うと、求愛ダンスのシーンはやたら官能的なカメラワーク(笑)
そして、卵が割れてしまったオスの悲しい鳴き声、
ヒナを死なせてしまったメスが悲しみのあまり、狂ったように
他のメスからヒナを奪おうとしたり・・・
何だか人間のドラマみたいで見ごたえあります。

ところで、水中のペンギンってめちゃくちゃ格好良いですよね?
陸の上ではあんなに可愛いですが、水中では魚雷(笑)
そうそう、水中と言えばアザラシですよ。
冬の海でメスペンギンを狙う肉食獣のアザラシですが、
あんな凶悪に見えた事は今までなかった。
あまりの怖さに一瞬CGかと(笑)

あと良かったのは、氷河の音
氷同士が押し合って、亀裂が生じる音なのか、擦れあう音なのか・・・
音楽や台詞を入れるよりも臨場感がありました。
これってその場で聞いても大きな音なんでしょうね?

吹替版を見た理由・・・実は「子供ペンギンの声」が目当てです。
あの神木隆之介クンなのですよ。
実は写真集買ったくらいのお気に入り(笑)
映画ではかなり後半にならないと声が聞けませんでしたが
相変わらず可愛らしい声でなにより・・・声変わりしないで(ムリ)
と言う事で次は「妖怪大戦争」かな(笑)

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長期間の放置から復活(?)
でも特撮と渡部秀の話しか
してない

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